ビープラウド社長のブログ

株式会社ビープラウドの社長が、日々の思いなどを綴っていきます。

リトライ東京ハーフ参戦記(2012.04.14) その4

(その3から続き)<その1へ>折り返し地点を過ぎると、どれくらいのタイムでゴールできるかが気になってくる。1時間30分のペースメーカーには途中で追い抜かれたので、1時間30分は達成できないのはわかっている。1kmを5分のペースで走ると、1時間…

リトライ東京ハーフ参戦記(2012.04.14) その3

(その2から続き)<その1へ>雨は激しく降り続いたが、走っているとあまり気にならない。気にならないどころか、不思議な感覚が降臨した。あたかも滝の中を、滝壺に向かって集団で走って行くような、そんな感覚である。マラソンをしてるんだか、修行して…

リトライ東京ハーフ参戦記(2012.04.14) その2

(その1から続き)スタートを切った直後は、Aブロックのひとたちのハイペースに巻き込まれるも、すぐに自分のペースに落ち着いた。東京マラソンでは使いこなせなかったランナー用腕時計の使い方も覚えたし、ペースがすぐに把握できる。しばらく走っていると…

リトライ東京ハーフマラソン参戦記(2012.04.14) 〜その1

東京マラソン2013の出場資格を得られるレース「リトライ東京・ハーフ&10km」にエントリー。私はハーフマラソンの部に出場した。このレースでは、ハーフの部/10kmの部それぞれ男女各1, 2, 3位、年代別の1位、そして100位、200位、300位などのキリ番順位…

みちのくひとり旅2012記〜その1

あるお客様から、プロ野球の開幕第2戦、楽天-ロッテ戦(Kスタ宮城Studium:3月31日)に招待いただいた。当日の天気予報は1週間前から雨。前日の予報も当日の予報も雨で降水確率は80%。嵐のような天候だとか。前日の金曜日まで、月末仕事&BPStudy#55…

東京マラソン2012 体験記〜その14

(その13から続き) <その1へ>ゴールラインを過ぎてから10メートルほどの場所にへたりこんだ。足はもう棒のように固まり、座るのも一苦労。クールダウンをするどころではなかった。近くには、ゴールして涙ぐんでいる女性の姿も見えた。天国と地獄を味わ…

東京マラソン2012 体験記〜その13

(その12から続き)<その1へ>ゴールと見据えていたコーナーを右折すると、50mほど先に大会用に設置された大きなゲートが見えた。ゲートには時計が設置されていて、表示時間は3時間59分30秒くらいであったろうか。「3時間台行ける!!」心が躍った…

東京マラソン2012 体験記〜その12

(その11から続き)<その1へ>40kmを過ぎてもまだスパートするわけにはいかない。慎重に足を運びながら41kmを通過。もう無心で走るだけである。そこでふたたび沿道から声が。「サブ4行けるかも!」「行けるかも?」どれくらいなんだろう。ぎりぎりか。…

東京マラソン2012 体験記〜その11

(その10から続き)<その1へ>人がいないと思われた佃大橋も真ん中を過ぎると、大勢の人が沿道で待ち構えていた。35kmを過ぎていることを、沿道のひとたちも知っているからだろうか。声援というよりも激励に近い。私が助かったのは、沿道にエアサロンパス…

東京マラソン2012 体験記〜その10

(その9から続き)<その1へ>35kmを通過した。ここからが「35kmの壁」と言われるものか。戦々恐々としながら、月島へと渡る佃大橋に向かう。朝の東京FMで青山さんが解説していた。「銀座では沿道に人がたくさんいてモチベーションを保つことができます…

東京マラソン2012 体験記〜その9

(その8から続き)<その1へ>34kmの関門を過ぎると銀座通りも終わりで、銀座4丁目の交差点を左折し、晴海通りから築地方面に向かう。晴海通りにはいったところで、沿道の男性が、大きな声で叫んだ。「サブ4(サブフォー)行けるぞー。がんばれー!」サ…

東京マラソン2012 体験記〜その8

(その7から続き)<その1へ>今にも止まりそうなゆっくりとしたペースで浅草寺の雷門を右折し、吾妻橋方面に向かった所でスカイツリーがぼんやりと視界に入ったが、みている余裕なし。そのまま、蔵前、日本橋方面に折り返す。28kmの関門を通過し、残りあ…

東京マラソン2012 体験記〜その7

(その6から続き)<その1へ>日本橋から浅草方面に向かって走っている時に、あることに気がついた。沿道からの声援がほとんど「バナナマーン」なことである。特に子供からの声援が多い。ちらっと右を見ると、バナナマン(【2ch】ニュー速VIPブログ 東京マ…

東京マラソン2012 体験記〜その6

(その5から続き)<その1へ>「ここが明治以来、栄えて来た銀座か!」などと思いつつ、華やかな銀座通りを疾走し、日本橋を右折。永代通りを茅場町方面に向かう。このあたりは2005年〜2007年まで2年間住んでいて、茅場町、人形町あたりの風景は見…

東京マラソン2012 体験記〜その5

(その4から続き)<その1へ>20kmの関門を通過し、日比谷の信号を右折。有楽町駅前のホテル(ペニンシュラホテル)がちょうど中間地点である。このあたりは、沿道に人垣が2重、3重になっていた。「中間地点かぁ」と感慨深く思っていたところ「佐藤さー…

東京マラソン2012 体験記〜その4

(その3から続き)<その1へ>日比谷公園の10kmを過ぎ、日比谷通り、第一京浜を経て、品川駅付近の15kmを目指す。日比谷公園か、増上寺付近でTMネットワークの「Self Control」を大音量で流している場所があって、そのときは「なぜにSelf Control?」と…

東京マラソン2012 体験記〜その3

(その2から続き)<その1へ>飯田橋を過ぎたあたりで、お手玉をしながら走るランナーに遭遇(【2ch】ニュー速VIPブログ 東京マラソン 2012 「仮装ランナー」 まとめより)。この頃になると、マラソンの専門家青山さんの助言などすっかり忘れ、飯田橋から西…

東京マラソン2012 体験記〜その2

(その1から続き)スタートの号砲が鳴った直後、スタートラインまでは100〜200メートルほどの距離があった。その途中、ウッチャンナンチャンの南原清隆さんとハイタッチ。石原都知事が見送り、オーケストラが盛大な演奏が繰り広げられている中、スタ…

東京マラソン2012 体験記〜その1

2012年2月26日、東京マラソンに参加。初のフルマラソン参加どころか、レースも初参加である。7時30分頃到着するように東京都庁の会場に向かい、時間通り到着した。途中の山手線では、スタバの仮装をした人(【2ch】ニュー速VIPブログ 東京マラソン…

2012年

明けましておめでとうございます。今年は周囲や社会よりも、まず自らがどう在るべきなのかについて改めて考える1年にしたいと思います。社名の"BePROUD"のように「誇らしいと思える自分」や「誇らしいと思える会社の在り方」について見つめ、そのために行動…

2011年しめくくり

2011年も、残り数時間となった。今年は、今までのどの年よりも1年の流れが早く、あっという間であった。それは、今まで以上に多くのことにトライして来たからではないかと思う。12月28日に開催した今年最後の社内勉強会BPStyleで、ビープラウドの良いと…

空白

私は成長するために、自分に課題を詰め込み、負荷をかけ、自分を伸ばす方法をとってきた。それは自分に対する危機感からである。思い返せばこの方法を始めたのは、最初に転職をした2000年からであり、今年でちょうど12年が過ぎた。この方法を始めた年から干…

言い訳は進歩の敵

元楽天監督の野村克也氏の著書「勝者の資格」を20代前半〜中盤にかけてよく読んだ。その中に出て来る言葉で、いつも心に留めていたのが「言い訳は進歩の敵」という言葉である。言い訳をする人間は、成長が途中でストップする、自己弁護や責任転嫁をする人…

いい加減な言い訳よりも対策を用意すること

私が若い頃から何度も読み返した本に「達人プログラマー」がある。「まえがき」と「達人の哲学」に書かれているヒントは、読み返してみると、システムに関わるもの(プログラマに関わらず)とって忘れてはならない事項である。・自らの技術に関心をもつこと…

黄金時代をつくる

西武ライオンズの1982年、1983年から始まった西武ライオンズの黄金時代。まだ清原、秋山、渡辺久、辻といった選手はいなく、田淵幸一、太田卓二、山崎裕之、石毛宏典、東尾修、松沼博久、松沼雅之といったメンバーが主力であった。その黄金時代を迎…

仕事のシンプルな3原則

仕事の基本に立ち返ろうと思い、本屋を歩いていたら「入社1年目の教科書」という書籍が目に入った。その書籍のはじめには「仕事における3つの原則」が示されていた。(1)頼まれたことは、必ずやりきる →仕事をやりきり、周囲から信頼に足る人物だと評価…

今すぐ要求仕様書の誤りを直せ

システム開発に関わる全ての人が、覚えておくべき鉄則がある。書籍「ソフトウェア開発201の鉄則」に掲載されている「今すぐ要求仕様書の誤りを直せ」という鉄則である。それは以下のような内容である。・もし要求仕様書の誤りが設計まで残っていたら、そ…

会社を知人のいないパーティーにしない

今年に入り、ビープラウドに入る人が増えて来るに従い、発生した問題がある。それは、仕事で関わらない限り、顔と名前(ID)が一致しないという問題である。今年の3月までは、知り合い経由で入って来た人がほとんどであったし、部屋に机も3しましかなく、…

ダム経営

松下幸之助の考え方のひとつに「ダム経営」というものがある。ダムの水のように「貯める」というと、お金を貯めるということが連想されるが、貯めるのははそれだけではない。「ダムのようなものを、経営のあらゆる面に持つことによって、外部の諸情勢の変化…

ランニング

昨年(2010年)の夏は長く暑かった。10月のはじめまで夏の気候で「早く涼しくなってくれないか」と思っていたが、ついに、私は精神的に夏バテしてしまった(体調はなんとか維持した)のである。私には、このような状態では、自分を根本から鍛え直さな…