東京マラソン2012体験記
(その13から続き) <その1へ>ゴールラインを過ぎてから10メートルほどの場所にへたりこんだ。足はもう棒のように固まり、座るのも一苦労。クールダウンをするどころではなかった。近くには、ゴールして涙ぐんでいる女性の姿も見えた。天国と地獄を味わ…
(その12から続き)<その1へ>ゴールと見据えていたコーナーを右折すると、50mほど先に大会用に設置された大きなゲートが見えた。ゲートには時計が設置されていて、表示時間は3時間59分30秒くらいであったろうか。「3時間台行ける!!」心が躍った…
(その11から続き)<その1へ>40kmを過ぎてもまだスパートするわけにはいかない。慎重に足を運びながら41kmを通過。もう無心で走るだけである。そこでふたたび沿道から声が。「サブ4行けるかも!」「行けるかも?」どれくらいなんだろう。ぎりぎりか。…
(その10から続き)<その1へ>人がいないと思われた佃大橋も真ん中を過ぎると、大勢の人が沿道で待ち構えていた。35kmを過ぎていることを、沿道のひとたちも知っているからだろうか。声援というよりも激励に近い。私が助かったのは、沿道にエアサロンパス…
(その9から続き)<その1へ>35kmを通過した。ここからが「35kmの壁」と言われるものか。戦々恐々としながら、月島へと渡る佃大橋に向かう。朝の東京FMで青山さんが解説していた。「銀座では沿道に人がたくさんいてモチベーションを保つことができます…
(その8から続き)<その1へ>34kmの関門を過ぎると銀座通りも終わりで、銀座4丁目の交差点を左折し、晴海通りから築地方面に向かう。晴海通りにはいったところで、沿道の男性が、大きな声で叫んだ。「サブ4(サブフォー)行けるぞー。がんばれー!」サ…
(その7から続き)<その1へ>今にも止まりそうなゆっくりとしたペースで浅草寺の雷門を右折し、吾妻橋方面に向かった所でスカイツリーがぼんやりと視界に入ったが、みている余裕なし。そのまま、蔵前、日本橋方面に折り返す。28kmの関門を通過し、残りあ…
(その6から続き)<その1へ>日本橋から浅草方面に向かって走っている時に、あることに気がついた。沿道からの声援がほとんど「バナナマーン」なことである。特に子供からの声援が多い。ちらっと右を見ると、バナナマン(【2ch】ニュー速VIPブログ 東京マ…
(その5から続き)<その1へ>「ここが明治以来、栄えて来た銀座か!」などと思いつつ、華やかな銀座通りを疾走し、日本橋を右折。永代通りを茅場町方面に向かう。このあたりは2005年〜2007年まで2年間住んでいて、茅場町、人形町あたりの風景は見…
(その4から続き)<その1へ>20kmの関門を通過し、日比谷の信号を右折。有楽町駅前のホテル(ペニンシュラホテル)がちょうど中間地点である。このあたりは、沿道に人垣が2重、3重になっていた。「中間地点かぁ」と感慨深く思っていたところ「佐藤さー…
(その3から続き)<その1へ>日比谷公園の10kmを過ぎ、日比谷通り、第一京浜を経て、品川駅付近の15kmを目指す。日比谷公園か、増上寺付近でTMネットワークの「Self Control」を大音量で流している場所があって、そのときは「なぜにSelf Control?」と…
(その2から続き)<その1へ>飯田橋を過ぎたあたりで、お手玉をしながら走るランナーに遭遇(【2ch】ニュー速VIPブログ 東京マラソン 2012 「仮装ランナー」 まとめより)。この頃になると、マラソンの専門家青山さんの助言などすっかり忘れ、飯田橋から西…
(その1から続き)スタートの号砲が鳴った直後、スタートラインまでは100〜200メートルほどの距離があった。その途中、ウッチャンナンチャンの南原清隆さんとハイタッチ。石原都知事が見送り、オーケストラが盛大な演奏が繰り広げられている中、スタ…
2012年2月26日、東京マラソンに参加。初のフルマラソン参加どころか、レースも初参加である。7時30分頃到着するように東京都庁の会場に向かい、時間通り到着した。途中の山手線では、スタバの仮装をした人(【2ch】ニュー速VIPブログ 東京マラソン…