ビープラウド社長のブログ

株式会社ビープラウドの社長が、日々の思いなどを綴っていきます。

東京マラソン2012 体験記〜その11

その10から続き)<その1へ

人がいないと思われた佃大橋も真ん中を過ぎると、大勢の人が沿道で待ち構えていた。

35kmを過ぎていることを、沿道のひとたちも知っているからだろうか。声援というよりも激励に近い。

私が助かったのは、沿道にエアサロンパスを準備している人が点在していたことである。

私はエアサロンパスを見かけると、一目散に近寄り、足にスプレーさせてもらった。

スプレーすると足が痛みがなくなり、走れるようになる。

しかし1kmくらい走るとまた足が動かなくなる。

動かなくなると、再びエアーサロンパスに近寄り、スプレーさせてもらう。そんなことを40km近くまで繰り返した。

また、月島、豊洲エリアでは、トマト、いちご、ベビーカステラ(口が乾いたけど)、チョコレート、バナナ、ゼリー、コーラなどを沿道の方々に頂いた。

沿道の人「このあたりは私もつらかったねー」
治夫「お、東京マラソン走ったことあるんですか?」
沿道の人「去年走ったけど、もう足が動かなかったよ」

などと二言三言、会話をした後「助かりました!」とお礼を言って再び走り始める。

月島、豊洲エリアでは、沿道のハイタッチも数が多かった。

私はエアサロンパスと飲み物、食料を求めて沿道の左側をふらふらと走っていたので、そのハイタッチを積極的に受けにいった。100回以上はハイタッチしたのではないだろうか。

他のマラソン大会は、誰もいないコースをひたすら走るということも多いという。

このような、月島、豊洲エリアの暖かい声援と協力がなかったら、私は途中で走るのをあきらめていたかもしれない。

そんなことをしているうちに40kmの関門を通過した。表示タイムは3時間46分。(続く

今年の目標30エントリー まであと18