ビープラウド社長のブログ

株式会社ビープラウドの社長が、日々の思いなどを綴っていきます。

2012-01-01から1年間の記事一覧

2012年

2012年の前半にあったことなどを思い出すと、随分過去のように思えるので、長かったと感じますが、その逆に日々はあっというまに過ぎ去るという1年でした。今年は、会社として「Python Professional Programming」を出版することができたのが大きな収穫です…

松井秀喜選手引退

先日、松井秀喜選手が引退を発表し、20年間の選手生活にピリオドを打った。松井選手は私と同年齢であり、高校時代から甲子園で活躍していたので、常に注目していた。何年か前に「不動心」という松井秀喜選手の著書を読んだ。その著書の中で一番心に残った…

焼畑式

過去に何回かビープラウドに入社する予定の人から、同じ質問をうけることがあった。「X月に入社できるとお伝えしたんですが、さらに2か月後になってしまいそうです。この場合、内定自体も無効になってしまうんでしょうか」そのような場合に私は、内定は無く…

比較しない

私には、ふたごの兄弟がいて、小学校、中学校、高校と同じ学校であったために、事あるごとに友達や先生から比較されてきた。比較する方には悪気は無いだろうが、比較される方は良い気分がすることはなかった。兄弟とはいえ、自分は自分だし、比較されてもど…

貧すれば鈍する

「貧すれば鈍する」という言葉がある。貧しくなると毎日そのことを考えるようになり、頭の回転が鈍くなるというような意味である。そのような状態で、人の言葉を聞いたり、本を読んだりしても、自分の中に響いてこない。目の前の問題に必死で、視野が狭くな…

上昇思考

先日、長友佑都選手(サッカー:現インテル)の書籍「上昇思考〜幸せを感じるために大切なこと」が本屋で目に入った。日頃、ビープラウドにいる人たちにとって何が幸せなのか、どのようにあるのが幸せなのかと思いを巡らせていることもあり、サブタイトルが…

教育の目的

会社における教育というと、何が連想されるだろうか。業務知識、プログラミング知識、ビジネスマナーなど、知識やスキル(技能)に関するものがそのテーマとして連想できるだろう。これらの教育によって知識やスキルが身につけば、充分な仕事はできるだろう…

クリエイティブな仕事と産みの苦しみ

「クリエイティブな仕事をしたい」とは、最近良く聞く言葉である。そのように言う人も、いざ実行の段になると、真逆のことを言い出すことがある。「〜の仕事があるからそれはすぐにはできない」「〜があるから難しい」これらは、ある程度経験を積んだ人が、…

みちのくひとり旅2012記〜その3

(その2から続き)<その1へ>初めての球場に入る時は、いつも胸が高鳴る。Kスタ宮城の入場口をくぐり、階段を駆け上がると、グラウンドの鮮やかな風景が広がった。 練習はすでに終わり、グラウンド整備が続けられている。私の席はバックネット裏、やや1…

みちのくひとり旅2012記〜その2

(その1から続き)東北新幹線やまびこ号を降り、仙台駅に降り立った。時間は11時45分。14時が試合開始だから、まだ2時間以上の余裕がある。「青葉城恋唄(ちなみに1978年5月5日発売)」を口ずさみながら、駅構内の地図で、目的地である楽天対…

リトライ東京ハーフ参戦記(2012.04.14) その4

(その3から続き)<その1へ>折り返し地点を過ぎると、どれくらいのタイムでゴールできるかが気になってくる。1時間30分のペースメーカーには途中で追い抜かれたので、1時間30分は達成できないのはわかっている。1kmを5分のペースで走ると、1時間…

リトライ東京ハーフ参戦記(2012.04.14) その3

(その2から続き)<その1へ>雨は激しく降り続いたが、走っているとあまり気にならない。気にならないどころか、不思議な感覚が降臨した。あたかも滝の中を、滝壺に向かって集団で走って行くような、そんな感覚である。マラソンをしてるんだか、修行して…

リトライ東京ハーフ参戦記(2012.04.14) その2

(その1から続き)スタートを切った直後は、Aブロックのひとたちのハイペースに巻き込まれるも、すぐに自分のペースに落ち着いた。東京マラソンでは使いこなせなかったランナー用腕時計の使い方も覚えたし、ペースがすぐに把握できる。しばらく走っていると…

リトライ東京ハーフマラソン参戦記(2012.04.14) 〜その1

東京マラソン2013の出場資格を得られるレース「リトライ東京・ハーフ&10km」にエントリー。私はハーフマラソンの部に出場した。このレースでは、ハーフの部/10kmの部それぞれ男女各1, 2, 3位、年代別の1位、そして100位、200位、300位などのキリ番順位…

みちのくひとり旅2012記〜その1

あるお客様から、プロ野球の開幕第2戦、楽天-ロッテ戦(Kスタ宮城Studium:3月31日)に招待いただいた。当日の天気予報は1週間前から雨。前日の予報も当日の予報も雨で降水確率は80%。嵐のような天候だとか。前日の金曜日まで、月末仕事&BPStudy#55…

東京マラソン2012 体験記〜その14

(その13から続き) <その1へ>ゴールラインを過ぎてから10メートルほどの場所にへたりこんだ。足はもう棒のように固まり、座るのも一苦労。クールダウンをするどころではなかった。近くには、ゴールして涙ぐんでいる女性の姿も見えた。天国と地獄を味わ…

東京マラソン2012 体験記〜その13

(その12から続き)<その1へ>ゴールと見据えていたコーナーを右折すると、50mほど先に大会用に設置された大きなゲートが見えた。ゲートには時計が設置されていて、表示時間は3時間59分30秒くらいであったろうか。「3時間台行ける!!」心が躍った…

東京マラソン2012 体験記〜その12

(その11から続き)<その1へ>40kmを過ぎてもまだスパートするわけにはいかない。慎重に足を運びながら41kmを通過。もう無心で走るだけである。そこでふたたび沿道から声が。「サブ4行けるかも!」「行けるかも?」どれくらいなんだろう。ぎりぎりか。…

東京マラソン2012 体験記〜その11

(その10から続き)<その1へ>人がいないと思われた佃大橋も真ん中を過ぎると、大勢の人が沿道で待ち構えていた。35kmを過ぎていることを、沿道のひとたちも知っているからだろうか。声援というよりも激励に近い。私が助かったのは、沿道にエアサロンパス…

東京マラソン2012 体験記〜その10

(その9から続き)<その1へ>35kmを通過した。ここからが「35kmの壁」と言われるものか。戦々恐々としながら、月島へと渡る佃大橋に向かう。朝の東京FMで青山さんが解説していた。「銀座では沿道に人がたくさんいてモチベーションを保つことができます…

東京マラソン2012 体験記〜その9

(その8から続き)<その1へ>34kmの関門を過ぎると銀座通りも終わりで、銀座4丁目の交差点を左折し、晴海通りから築地方面に向かう。晴海通りにはいったところで、沿道の男性が、大きな声で叫んだ。「サブ4(サブフォー)行けるぞー。がんばれー!」サ…

東京マラソン2012 体験記〜その8

(その7から続き)<その1へ>今にも止まりそうなゆっくりとしたペースで浅草寺の雷門を右折し、吾妻橋方面に向かった所でスカイツリーがぼんやりと視界に入ったが、みている余裕なし。そのまま、蔵前、日本橋方面に折り返す。28kmの関門を通過し、残りあ…

東京マラソン2012 体験記〜その7

(その6から続き)<その1へ>日本橋から浅草方面に向かって走っている時に、あることに気がついた。沿道からの声援がほとんど「バナナマーン」なことである。特に子供からの声援が多い。ちらっと右を見ると、バナナマン(【2ch】ニュー速VIPブログ 東京マ…

東京マラソン2012 体験記〜その6

(その5から続き)<その1へ>「ここが明治以来、栄えて来た銀座か!」などと思いつつ、華やかな銀座通りを疾走し、日本橋を右折。永代通りを茅場町方面に向かう。このあたりは2005年〜2007年まで2年間住んでいて、茅場町、人形町あたりの風景は見…

東京マラソン2012 体験記〜その5

(その4から続き)<その1へ>20kmの関門を通過し、日比谷の信号を右折。有楽町駅前のホテル(ペニンシュラホテル)がちょうど中間地点である。このあたりは、沿道に人垣が2重、3重になっていた。「中間地点かぁ」と感慨深く思っていたところ「佐藤さー…

東京マラソン2012 体験記〜その4

(その3から続き)<その1へ>日比谷公園の10kmを過ぎ、日比谷通り、第一京浜を経て、品川駅付近の15kmを目指す。日比谷公園か、増上寺付近でTMネットワークの「Self Control」を大音量で流している場所があって、そのときは「なぜにSelf Control?」と…

東京マラソン2012 体験記〜その3

(その2から続き)<その1へ>飯田橋を過ぎたあたりで、お手玉をしながら走るランナーに遭遇(【2ch】ニュー速VIPブログ 東京マラソン 2012 「仮装ランナー」 まとめより)。この頃になると、マラソンの専門家青山さんの助言などすっかり忘れ、飯田橋から西…

東京マラソン2012 体験記〜その2

(その1から続き)スタートの号砲が鳴った直後、スタートラインまでは100〜200メートルほどの距離があった。その途中、ウッチャンナンチャンの南原清隆さんとハイタッチ。石原都知事が見送り、オーケストラが盛大な演奏が繰り広げられている中、スタ…

東京マラソン2012 体験記〜その1

2012年2月26日、東京マラソンに参加。初のフルマラソン参加どころか、レースも初参加である。7時30分頃到着するように東京都庁の会場に向かい、時間通り到着した。途中の山手線では、スタバの仮装をした人(【2ch】ニュー速VIPブログ 東京マラソン…

2012年

明けましておめでとうございます。今年は周囲や社会よりも、まず自らがどう在るべきなのかについて改めて考える1年にしたいと思います。社名の"BePROUD"のように「誇らしいと思える自分」や「誇らしいと思える会社の在り方」について見つめ、そのために行動…