野球
広島東洋カープ(以下、広島)が9月18日にセリーグ優勝を決めました。 2016年セリーグ優勝に続いての連覇です。 圧倒的な戦力と言われているソフトバンクホークスも2015年の優勝の翌年は2位に終わり連覇の難しさを物語っています。 広島の連覇は、私の想像を…
先日、松井秀喜選手が引退を発表し、20年間の選手生活にピリオドを打った。松井選手は私と同年齢であり、高校時代から甲子園で活躍していたので、常に注目していた。何年か前に「不動心」という松井秀喜選手の著書を読んだ。その著書の中で一番心に残った…
「江夏の21球」とは昭和54年の日本シリーズ(広島対近鉄)の第7戦、広島1点リードで迎えた9回裏に広島のリリーフエース江夏豊が投じた21球のことである。「Number」の創刊号で、故山際淳司氏が綴ったノンフィクションとしても発表されている。3勝…
清原和博。PL学園から1986年に西武ライオンズ入団。1年目の2打席目で初本塁打、オールスターでも本塁打を打つなど、新人記録の31本塁打。打率.301。その年の広島との日本シリーズでは4番に座り日本一。そのあとも、西武黄金時代の4番として君臨する…
2012年から日本ハムファイターズの監督に就任するのは栗山英樹監督である。新しく就任する監督の中では、最も選手時代の実績は無い。 (他は、横浜DeNAベイスターズ:中畑清監督、中日ドラゴンズ:高木守道監督、阪神タイガース:和田豊監督)高校時代は…
来年から阪神タイガースの監督に就任する和田豊監督について。千葉県の我孫子高校出身である。我孫子高校は私が高校2年(1991年)の夏の大会で、荒井投手(早稲田大学-日本ハムファイターズ)の活躍でノーシードから8回勝ち上がっての甲子園に出場。1…
先日横浜DeNAの監督に中畑清氏が就任することが発表されたが、その前には、工藤公康氏との交渉決裂がニュースとなっていた。工藤氏は、先日引退を発表したが48歳まで現役を続け(2010年まで西武、2011年は浪人)、自らの選手生命の可能性を追求し…
最高気温が10度にも満たない12月23日に、今年最後の野球の試合となる江東区大会の試合があった。今年は土日に雨が多く、江東区大会の日程がずれこんだため、年も押し迫ったこの時期での試合となったのである。練習試合の時は、記録の代わりに試合前にI…
記念すべき、横浜DeNAベイスターズ1年目の監督に就任した中畑清監督。私が初めて、中畑氏のプレーをみたのは、1982年の巨人時代である。当時、4番を打ち、ファーストを守っていた。1番松本、2番河埜、3番篠塚、4番中畑、5番原というオーダーであ…
2012年のシーズンから中日ドラゴンズは、高木守道監督が就任する。1995年のシーズン以来の監督復帰である。現役時代はミスタードラゴンズと言って良いほどの看板選手。1960年に岐阜商業から高卒で入団。その年にプロ初打席本塁打。3年目にはセ…
私は子供の頃から30年来、野球を続けているが、今年、野球を初めてともいえる大きな打撃フォームの改造に着手した。それは、足を振り上げ、その反動を利用して打つことである。足を振り上げることは、勢いがついて強い打球が打てるというメリットがあるが…
Number vol785 の江川卓×桑田真澄「甲子園の神に魅入られて」という記事を読んだ。江川卓の、高校時代の成績がものすごい。高校3年間、栃木予選で12試合に先発して、7度のノーヒットノーラン2年の夏は、栃木県予選は、5試合のうち4試合続けてノーヒッ…
仕事以外での今年の収穫の1つに、野球でボールが投げれるようになったことが上げられる。2008年2月末。前の週にチームで練習し、翌週に挑んだその年の初戦。投げる人がいなく自分が先発。2イニングを投げて三振4つ。前の年の秋に、最終回までノーヒ…
プロ野球日本シリーズ。 先に4勝したほうが日本一となる短期決戦である。 短期決戦では、流れををいかに早いうちに呼び込み、勢いに乗るかということが毎年ポイントに挙げられ、勢いに乗ったチームがの3連勝、4連勝で一気にカタがつくシリーズも多い。そ…
今回は「中日ドラゴンズセリーグ優勝〜その2」で書いた優勝要因のうち「堂上直倫のレギュラー起用」と「山本昌のローテーション復帰」を書こうと思う。まず堂上直倫から。チャンスは、6月に井端の体調不良で二軍に落ちたところから巡ってきた。落合監督は井端の…
「中日ドラゴンズセリーグ優勝〜その1」「中日ドラゴンズセリーグ優勝〜その2」からしばらく間が開いてしまったが、日本シリーズが終わらないうちに書き進めようと思う。その2で、優勝要因を5つ挙げた。・井端、荒木のコンバート ・堂上直倫のレギュラー起用…
2010年中日のセリーグシーズン優勝。多くのメディアでは、投手陣(吉見、チェン、山井をはじめとする先発投手陣と、高橋聡、浅尾、岩尾の3人のリリーフ陣)を優勝の大きな要因としてあげている。特にリリーフ陣において、阪神が久保田、藤川球児の2枚リ…
2年前のシーズンから、中日の主力選手のメンバー構成は大きな変化があった。2008年シーズン前には、チーム主軸の福留孝介が抜け大リーグに移籍。2009年シーズンではエース川上憲伸、4番タイロン・ウッズと中村紀洋が抜けた。2年の間に主力が軒並み…
イチローが、2001年にメジャーリーグに入団して以来、10年連続の200本安打を達成した。10回目ではなく10年連続である。イチローは、メジャーリーグに行く前の7年間(1994年~2000年)も7年連続首位打者を獲得している。合わせると17年連…
9月4日のナゴヤドーム巨人戦で中日ドラゴンズの山本昌が完封勝利をあげた。なんと45歳での達成である。いままでの40歳以上の完封は、若林忠志が42歳8か月、大野豊が41歳8か月、下柳剛、佐藤義則が40歳11か月、村田兆治が40歳10か月、工藤公康が40歳3か月だそ…
本屋で「プロ野球スカウトが教える一流になる選手消える選手」が目に入った。上田武司さんという選手時代は長嶋茂雄と三遊間を組み、現役引退後は、巨人の育成監督やスカウトなど、育成畑を歩み、選手の獲得から活躍、引退までをつぶさに見てきた人が執筆した…
「動」のイチローと「静」の松井バッティングスタイルをみていると、イチロー選手は自ら動いてボールを捕まえに行くのに対して、松井選手は自分のポイントまでボールを引き込んで強く叩くというスタイルが印象的である。松井選手は、2009年のワールドシリーズで…
自分が物心ついた頃(1981,82年頃)のプロ野球は、役者揃いで見ていてわくわくしたものだ。巨人の打撃陣は若大将原辰徳を筆頭に、青い稲妻松本、篠塚、中畑。投手陣は江川、西本、定岡の三本柱。阪神の4番はミスタータイガース掛布、広島カープの4…
昨年、ミスタードラゴンズと呼ばれていた中日ドラゴンズの立浪和義選手が現役を引退しました。立浪選手は、1988年の入団一年目に高卒ルーキーながら開幕からスタメン出場を果たし、新人王、ゴールデングラブ賞を獲得し、チームも日本一に輝き、その後も…
先日、イチロー選手が、日米通算3086安打を達成し、日本人選手の通算最多安打で1位となった。イチロー選手は、プロ3年目の21歳の時(1994年)に210安打を記録し、日本で2000年まで7年連続首位打者。そして、メジャーリーグに2001年に移籍してからは、…
高校時代は名門PL学園で1年から4番を打ち、5季連続甲子園出場2度の優勝。3度のベスト4。鳴り物入りで西武ライオンズに入団し、1年目から4番を打ち、打率3割、31本塁打を記録。西武ライオンズ在籍の11年間で、8度の優勝(日本一6回)に導き黄…
また野球ネタになってしまいますが、、、野球ネタで、気になっているものをリストアップしてみました。最近の野球は予想を超えた結果が多いような気がします。 こららの情報が、Webや書籍、雑誌であったらぜひとも教えて下さい。 特に選手のインタビューとか…
ふたたび、WBCの原JAPANについての話になるが、WBCで選手達が原監督についていくかという面で若干の不安がある。中日の落合監督が2001年に著した「コーチング」という本がある。この中に、選手の指導者に対する意識の変化について、以下のような記述があ…
WBCの日本代表監督がほぼ巨人の原辰徳監督で決まりとのニュースをみました。それを聞いたときは、原監督で大丈夫か?というのと、他に候補がいないからしょうがないかというのが、率直な気持ちでした。本当は、私が監督(指導者)として尊敬する中日の落合監…
Number. vol714『野茂英雄のすべて』を読みました。今年引退した野茂英雄選手の引退記念特集号です。Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2008年 10/30号 [雑誌] ¥530Amazon.co.jp野茂投手は社会人からプロ野球に21歳で入って、いき…