ビープラウド社長のブログ

株式会社ビープラウドの社長が、日々の思いなどを綴っていきます。

焼畑式

過去に何回かビープラウドに入社する予定の人から、同じ質問をうけることがあった。

「X月に入社できるとお伝えしたんですが、さらに2か月後になってしまいそうです。この場合、内定自体も無効になってしまうんでしょうか」

そのような場合に私は、内定は無くならず、今の会社の仕事をしっかり終わらせてから来て欲しい旨を伝える。

そのように回答する理由は2つある。

1つ目の理由は、今の時点で仕事があるから来てほしいという短期的な視点で採用しているわけではなく、長期的にその人と関係を築きたい(仕事でつきあっていきたい)と思って採用していること。

2つ目の理由は「社会的責任」を果たしてから来てほしいからである。

この場合の「社会的責任」とは何か。

それは後に残る人が困らないようにすること。自分がいなくなったあとでもスムーズに仕事やプロジェクトが進むようにすることである。

早く次の仕事を始めたいという気持ちもわかる。

次の会社から一刻も早く来てくれという誘いもあるだろう。

そのあまりに強引にコトを進めて周りの人を困らせてはいけない。

「立つ鳥跡を濁さず」という言葉がある。

跡を綺麗にして立った人には、時間を経てあとから声がかかる。

これが人間関係のリピートである。

「終わりよければ全て良し」

終わりよければ、一緒に仕事をした経験が美化されて記憶に残る。

濁して立った人には、2度と声はかからない。

跡を濁して立つ人は、焼畑式の考えであることが多い。

焼畑式の考えとは、今の場所(人間関係)から利を得られるうちはその場所にいるが、ダメならさっさと他に移れば良いという考え方である。

焼畑式の考えで行動する人には2度と声はかからない。

人の関係は1回では終わらない。長い時間をまたぎ、人の予測を超えてつながっていく。

アリストテレスの「人間は社会的動物である」という言葉があるが、法人にも当然それはあてはまるだろう。

人としても、経営者としても「社会の中の自分」「社会の中での会社」という位置づけを常に忘れずにいたいと思う。

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