ビープラウド社長のブログ

株式会社ビープラウドの社長が、日々の思いなどを綴っていきます。

2011-01-01から1年間の記事一覧

どうしたら〜できるか?と考えてみる。

「発表は時間通りに終わる。なぜなら、時間通りに終わるというような小さな約束すら守れない経営者は、自分で立てた大きな目標も守れないからだ」 BPStudy#52の発表者中野さんが、冒頭で話した言葉。そのときにすぐに思い出したのが、ブログエントリー数の目…

BPStudy#52 すごい会議まとめ

12月16日に開催されたBPStudy#52 の第一部 プロジェクトをパワフルに前進させる「すごい会議」の進め方 のまとめ。■会議の雰囲気 会議の雰囲気はパフォーマンスに影響する。雰囲気は全員で作るもの■会議への参加意識 会議の成果に一番影響を与えるのは『…

BPStudy#52 すごい会議

12月16日にBPStudy#52 が開催された。今年もいよいよ最後の開催である。テーマは「プロジェクトをパワフルに前進させる「すごい会議」の進め方」である。発表者はグッドインパクトの中野さん。中野さんが独立前に所属されていたDeNAで、一緒に仕事をさせて頂…

スポーツから学ぶ

私はブログにスポーツの話を書くことが多い。それはスポーツが持つ要素に、仕事や、人生における大事なことが凝縮されていて、共通することが多いと感じるからである。しかし、私も最初からそのように考えていたわけではない。中学、高校、大学と学生時代を…

新しいことにチャレンジするその2

前回のエントリーで、新しいことをはじめることについて書いた。毎年新しいことを始める事例について思い出したので、書いておく。1つ目は、元阪神タイガースの藪恵壹投手である。薮投手は、毎年新しい変化球に挑戦するということに取り組んでいたという話…

新しいことにチャレンジにする

私は子供の頃から30年来、野球を続けているが、今年、野球を初めてともいえる大きな打撃フォームの改造に着手した。それは、足を振り上げ、その反動を利用して打つことである。足を振り上げることは、勢いがついて強い打球が打てるというメリットがあるが…

方法はひとつではない

なにかの目的を達成するときに、ひとつの方法しか考えることができず、自分自身を苦しめてしまい、パニックになることは、経験が少ない時によくあることである。そのような時に、少し視点を変えて複数の選択肢を考えることができれば、心の余裕もできて、結…

テストされている感覚

12月5日にNHKで放映されたプロフェッショナル〜仕事の流儀で、宇宙飛行士の若田光一さんが、訓練センターで、宇宙での作業状態で非常事態が発生した場合の状況判断についてトレーニングを受けているシーンがあった。そのトレーニングでは、宇宙と同じ状態…

配置転換

プロ野球2010年のシーズン、中日ドラゴンズの落合監督(当時)は荒木をセカンドからショートに、井端をショートからセカンドにコンバートした。荒木は2004年から6年続けてゴールデングラブ賞を獲得、井端も同じく獲得している。普通のチームでは、6年…

リスク

12月5日にNHKで放映された「プロフェッショナル〜仕事の流儀」は宇宙飛行士の若田光一さんがテーマ。宇宙飛行士の仕事は死と背中合わせである。2003年には、宇宙で任務を負えたスペースシャトルが、消息を絶ち宇宙で分裂。若田さんの同僚7人が命を失…

鍛錬

スポーツ、ビジネスなど、ジャンルを問わず、わずかな情報、動作、発言などから多くのことを認識し、先を読むことができるプロフェッショナルがいる。そのようなプロフェッショナルは、周りの人が驚くほど深く広い知識を持ち、瞬間的にその知識を引き出し、…

一体感

サッカーのワールドカップやベースボールWBCなどの国際大会で、ここ数年日本代表の活躍がめざましい。サッカーのワールドカップで言えば、2010年のアフリカ大会ベスト16。WBCは、2009年の優勝である。同じ日本代表でも結果を残せなかったチームもあった。2…

あたりまえの無意識化

高校生の野球部時代、1年生の時から「野球心得書」という書籍を、何度も読み返していた。この書籍には、例えば「打撃の心得25か条」「内野手の心得37か条」というように、各場面や役割ごとに考えるべきこと、心得ておくべきことが、いくつも書かれている。…

プロフェッショナルとしての体力

セリーグのMVPに中日の浅尾拓也投手が選出された。先発0回、セットアッパーとして史上初の選出である。2004年からチームのストッパーをつとめている岩瀬投手は37歳という年齢もあり、次世代のストッパー候補として期待されている。岩瀬投手といえば、…

心のタフさを生む技術力

スポーツの世界で、バランス良くもつべき要素を「心技体」というが、元中日監督の落合氏の著書「采配」によると「体技心」の順で重要だという。まずは体力。人間の生活を根本的に支えているのは体力で、体力が落ちていると気力もわかず、仕事も勉強もできな…

行動を制約する3つの「でも」

有名なモチベータのショーン・スティーブンソンによると、カウンセリング中に、患者から頻出するネガティブなキーワードがあったという。それは「でも」という言葉だそうだ。ショーン・スティーブンソンによると「でも」には3つの種類がある。(1)「言い…

楽じゃないけど楽しい道

誰でも、それぞれの年代でよく聴いていた曲というものがあるだろう。私は24、25歳の頃、19(ジューク)というグループの「テーマソング」という歌をよく聴いていた。決められた道 歩いてた「答えがさぁ...溢れてる...」そんな世界でただ「毎日○」と塗り…

畏怖の念

11月22日に、松下幸之助経営研究会に参加。経営者は「畏怖の念をもつこと」が大事という話をきいた。畏怖とは、恐れおののくことである。そして恐怖心に加え、敬意を持っている気持ちのことである。経営者が抱く畏怖の念とは「今うまくいっていたとしても、…

采配

プロ野球の日本シリーズが終わり、もうすぐ1週間が経つ。中日ドラゴンズの落合監督としての最後の采配。それに合わせるかのように落合監督の「采配」という書籍が発売され、私も一読した。選手たちに、本当のプロフェッショナルになってもらいたい太く長く…

深沈厚重

トラブルや非常時にどのような態度で臨むのか。慌てふためいて、頭が真白になってしまうのか。怒ったり、落ち着かない態度で周囲を混乱させてしまうのか。落ち着いて行動し、冷静な判断をするのか。仕事には「結果を出す」ということが必ず求められる。その…

場数

プロ野球日本シリーズ第1戦、中日ドラゴンズが2対1で延長戦の末、勝利。決勝本塁打を打ったのは、サウスポー和田との相性を買われて起用された小池。シーズン中はもっぱら控えの選手である。試合後、落合監督のコメント。「年数、場数を踏んでますから。…

人を変えること

「プロフェッショナル仕事の流儀 絆が、人を生かすから〜ホームレス支援・奥田知志」をNHK オンデマンドで視聴。北九州のホームレス支援団体で活動する奥田知志の話。住む家がないだけなのは「ハウスレス」だという。「ホーム」というのは、仮定とか家族とか…

商道

10月18日に原理原則研究会11期の第2回目に参加。「株式会社カスミの創業者、神林照雄氏」がテーマであった。神林氏は、その経営姿勢の基本は母から影響を受けたそうだ。「学校の成績が悪いのは、おまえのせいではなく、母親の私のせいである。しかし、勉…

続けなかったことによる失敗〜その3

前々回と前回のエントリーで、続けなかったことで失敗した経験を書いた。私はこの失敗で「続けなかったことで、機会(チャンス)を社会から与えられない」という経験をした。逆に考えると「続けることで、機会(チャンス)を与えられる」ということを私は学…

「続けなかったこと」による失敗その2

前回のエントリーの続き。「続けなかったこと」による失敗の2つ目の話である。卒業を控えた高校3年の冬(1月)である。私は12月に受験した大学の試験で合格し、そこで大学受験をやめ、アルバイトを始めることにした。せっかくやるのなら時給の良いアル…

続けなかったことによる失敗

10月28日にBPStudy#50を開催し、2007年9月から50か月連続で開催することができた。私が「続けること」の大事さを学んだのは、高校時代の2つの失敗からである。1つ目の失敗は、高校1年の冬、硬式野球部で1つ上の先輩とポジションを争っていた時のことであ…

新しい一手

前回のエントリー「プロフェッショナル仕事の流儀 直観は経験で磨く〜棋士・羽生善治」のさらに続き。番組の中で、印象深かったシーンとして10代・20代の時と30代での違いを羽生が語っているシーンが上げられる。「10代、20代は、余計なことは考えない、…

空白

10/22のエントリーに書いた「プロフェッショナル仕事の流儀 直観は経験で磨く〜棋士・羽生善治」の続き。1時間の番組の中で、羽生があえて空白の時間をつくっているシーンが、何度か映し出された。・地方の対戦会場につくとあてもなく、周囲を散歩をする ・…

人の才

9月20日に、原理原則研究会の今年度第1回に参加。その中で非常に興味深い話を聞く事ができた。人の「才」についてである。ここでの才とは能力のことである。人の「才」には3つ種類がある。「天才」「秀才」「鈍才・凡才」である。「天才」は人生の早い…

監督のコメント

今年限りで中日ドラゴンズの監督を解任される落合監督。チームは勝っているが球団の興行成績が奮わないための報道とされている。その一因が試合後記者に話す言葉が少なく、報道が減っていることだと聞いた。試合後に選手に対する怒りのコメントを記者にぶち…