10月18日に原理原則研究会11期の第2回目に参加。
「株式会社カスミの創業者、神林照雄氏」がテーマであった。
神林氏は、その経営姿勢の基本は母から影響を受けたそうだ。
「学校の成績が悪いのは、おまえのせいではなく、母親の私のせいである。しかし、勉強ができないのだから人一倍働いて、世のため、人のために尽くさなければならない」
「人にだまされてもいいけれど、人をだましてはいけない」
このような母親のもとで育った生い立ちから、仕事の経歴を順に進んで行ったが、私が印象に残り、今後心に留めておく必要があるとおもったのは以下の点である。
・企業経営とは人材を植えて育てる開墾事業のようなもの
・企業経営の目的は、お客や社員を幸せにすることで、企業経営はその手段にしか過ぎない
・経営者がお金儲けだけを目的とし、お客や社員をその手段とするならば、企業経営の基本である「人」をないがしろにした「儲けるための経営」になってしまう。経営とは、人間を開墾していく営みで自分を開墾していく営みである
・感動が人を動かす。100%人を信頼することで自我を捨てる。これは非常に難しいことだが、その難しいことを実行する事で、相手は必ず感動し、心を動かす
・勉強したことを自分のために使うのか、人のために使うのか
・感動した1人のお客様は25人のお客様を連れて来る
神林氏はこの企業経営方針を基本として「商道」というものをきわめていき、一代でスーパー、ファミリーレストラン、コンビニなどの生活総合企業グループを築きあげていく。
上記のことは、言葉で言うのは簡単であるし、私にはまだ感覚でしかわかっていない。
言葉にするだけではなく、実践し、一代で大企業グループを築き発展させた神林氏は偉大である。そこにある普遍的な原則を少しでも学び、自分に取り入れて行ければとおもう。
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