スポーツ、ビジネスなど、ジャンルを問わず、わずかな情報、動作、発言などから多くのことを認識し、先を読むことができるプロフェッショナルがいる。
そのようなプロフェッショナルは、周りの人が驚くほど深く広い知識を持ち、瞬間的にその知識を引き出し、活用することができる。そのようなプロフェッショナルの行動を周囲の人たちは感嘆の目でみつめる。
そのようなプロフェッショナルにはどのようにすれば、なれるのだろうか。
書籍「究極の鍛錬」によると、それは生まれつきの才能ではなく、頭のよさ(知能や記憶力)でもなく、長い年月にわたった「究極の鍛錬」によるものであるという。
究極の鍛錬とはどのような特徴を持っているのであろうか。書籍から抜粋する。
(1)実績向上のために特別に考案されている
(2)何度も繰り返すことができる
(3)結果へのフィードバックが継続的にある
(4)精神的にはとてもつらい
(5)あまりおもしろくない
ほとんどの人は、自分に取って楽にこなせることばかりを選んでやりたがる。それはスポーツの練習においても、仕事においてもそうだ。
自分が不得意だが身につけるべきもの、改善すべきものなど、向上していくために取り組まなければならないものに我慢して取り組もうという人はほとんどいない。そこに凡人で終わるか、プロフェッショナルになるかの分岐点がある。
自分が不得意なものに臨むのだから、精神的にはとてもつらく、あまりおもしろくない。
この鍛錬を、長い時間をかけて集中し取り組んだ結果、プロフェッショナルや偉業を成し遂げる人たちが誕生する。
私も会社をやっている以上、経営のプロフェッショナルを目指している。そのために、日々自分を鍛錬し、プロフェッショナルに近づいていきたいとおもう。
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