ビープラウド社長のブログ

株式会社ビープラウドの社長が、日々の思いなどを綴っていきます。

仕事論

オール5 or オール1

W杯2010の日本初戦は6月14日。いよいよ、あと1週間を切った。日本の注目選手No.1は、本田圭佑選手であろう。本田選手は、CSKAモスクワに所属し、2009年のUEFAチャンピオンズリーグではゴールも決め、チームをベスト8に導いた実績を持つ。 日曜日に…

休みの人には連絡しない

「何かあったら携帯に連絡してください」旅行などで休みを取る人が、職場の同僚に言い残しているのを良く聞くことだろう。そして実際の休みの時に、少し何かあっただけで「XXさんに電話しよう」と言って、休んでいる人に電話しているのも良くみかける風景である…

ORの抑圧、ANDの才能

自分の子供が、高校2年生だと仮定する。野球部に入っていて3年の夏の大会まで部活を続けたいが、高校卒業後は大学への進学も希望している。一方、家計は浪人をさせている余裕はない。子供にアドバイスを求められた場合、親としてどのようなアドバイスを送…

組織のルール

ルールのある組織は良い組織、ルールが存在しない組織は良くない組織。そのように考えている人がいるかもしれない。しかし、本当にそうだろうか。これについて、ルールがどのようにして生まれるかという点から考えてみたい。まず、なんらかの組織(会社に限…

勝つ準備

年も終わりに近づき、テレビのスポーツ番組では特集として今年の名場面を流している。WBCでの日本チームの優勝、ワールドシリーズでの松井のMVP獲得。18歳にして賞金王に輝いた石川遼。私が、今年聞いたスポーツ選手のコメントで、印象に残っているものが…

野球というスポーツは人生そのものだ

長島茂雄は「野球というスポーツは人生そのものだ」と言った。シアトルマリナーズのクラブハウス入り口のボードには、以下のイチローの言葉が記されているという。「個々人は自分のポテンシャルを最大限に引き出す能力もあれば、それを浪費する危険性もある…

虎穴に入らずんば虎児を得ず

私はシステムエンジニアとして10年以上仕事をしてきたが、その過程で様々な会社の職場で常駐で仕事をしてきた。サイバーエージェント、DeNA、楽天という日本を代表するIT企業の現場や、それ以外の老舗大手企業でも何社か仕事をさせていただいた。顧客企業で…

いつか

最近、あることに気がついた。私は、ブログに書こうと思うことを見つけるとノートにメモをすることにしているのだが、ノートにメモした瞬間からそのメモしたことについて、ことあるごとに思い返し考えているのである。そしてブログに書いた後は、そのことに…

風邪予防

今年もいよいよ冬になり、風邪をひきやすい季節となった。私は5年くらい前から、秋から冬になったくらいの時期~花粉症の季節が終わるまで、電車の中や移動中はマスクをするようにしている。冬は、風邪を引かぬように、花粉症の季節は、花粉症にならないよう…

仕事の評価について考える

技術者の評価というものは難しい。営業職の営業成績のように数字であらわしやすいものではないからだ。プログラマ、システムエンジニアの仕事とは何だろうか。 「プログラムをつくること」「アプリケーションをつくること」「システムをつくること」というのは、仕…

WE LOVE ICHIRO 2009

気分転換もかねて、土曜日にSportiva12月号の「We LOVE ICHIRO2009」を読んだ。WBC決勝戦での決勝タイムリー、日米通算3086安打達成、メジャー2000本安打達成、9年連続200本安打。そしてシーズン成績打率.352、225安打、本塁打11,打点46。今年もイチローは記録…

朝9時の理由

ビープラウドは朝は9時が始業である。9時が早いという声を聞くこともあるが私はこれを遅めるつもりはない。理由としては朝は頭が働きやすい(夜にはまっていたことも朝にやると5分で解決したりする)、夜よりも朝の方がプラス思考になりやすいなどがあげら…

ノマドワーキング

「仕事をするのにオフィスはいらない〜ノマドワーキングのすすめ」を週末に読んだ。仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書)/佐々木俊尚 ¥798Amazon.co.jp「ノマド」とは遊牧民という意味で「オフィスのない会社、働く場所を自由に選択する会社員とい…

成功のコンセプト

誰でも自分のキャリアや考え方、仕事のスタンスの礎となっている仕事というものがあるだろう。私は会社を作る前から、客先で仕事をする機会が多く、多くの一流企業の社内の雰囲気・文化を体感させてもらう中で、自分にとってどのような企業が良い企業なのか…

やらないことリスト

大人の世界の趣味・嗜好というものは様々に存在する。その中には、本人が本当に好きなわけではなくて、会社の人に誘われてはじめたというものもあるだろう。ゴルフをやっていれば、得意先とのゴルフ接待、上司とのつきあい、社内での人脈形成に役立つかもし…

現役論

プロ野球には、毎年ドラフトで100人近くの選手が入団する。しかしその中でも、レギュラーとなり、一流選手となって長く活躍できるのは、ほんの一握りの選手である。高校・大学・社会人時代と大活躍し、もてはやされた選手でも、それは変わらない。そして、ビ…

取締役の品格

ビープラウドの取締役の条件■取締役の条件 1. 本人に対して、社会からリピートがある人であることもう1回その人と仕事をしたいと思う人がいるかどうか(顧客、同じチームの人、過去に仕事をしたことがある人)2. 会社のために必要なことを常に考え、自ら行…

恐怖心

100km/hを超えるスピードで山の斜面を滑り降りるスキーの競技選手。そして、100m以上先にジャンプ台から飛んでいくスキーのジャンプ競技の選手達。これらの選手が、ケガをするのではないかという恐怖心に怯えていたら、良い成績など残すことはできないし、競…

7つの習慣〜第4の習慣(Win-Winを考える)

私は、顧客と話していて「柔軟に対応いたします」ということが多々あるが、この言葉は、顧客の要望の全てを受け入れると言うことは意図していない。真の意図は、顧客の要望と、プロジェクトの状況、自分たちの要望、技術などさまざまなトレードオフを踏まえた…

7つの習慣〜第3の習慣・重要事項を優先する

私は、ほとんど携帯電話に出ない。というよりも、携帯電話にかかってきた電話にはほとんど気付くことができないといったほうが良いかもしれない。携帯電話を家に忘れて出かけても、夜まで気付かなかったことも何度もある。それくらいケータイを仕事で使って…

7つの習慣〜第2の習慣「目的を持って始める」

自分の死。自分の葬式に参列した家族、友人、知人などがどのように自分を思い出してほしいか。これについてイメージすることから、第2の習慣「目的を持って始める(Begin with the End in Mind)」は始まる。自分はどのような人になりたいのか、何を目指してい…

第7の習慣〜第1の習慣・企業編

3回連続で『7つの習慣』の第1の習慣「主体性を発揮する(Be Proactive)」について。(またかと思った人は、ごめんなさい)前回までは「人と第1の習慣」について考えたので、今回は「企業と第1の習慣」について考えてみたいと思う。■自己責任 「問題は自分の外…

7つの習慣〜第1の習慣・主体性を発揮する、その2

今回も続けて「7つの習慣」の第1の習慣・主体性を発揮するについて書きたいと思う。2回のエントリーに分けて書いたのは、第1の習慣がそれだけ内容が深く、学ぶべきことが多いからである。第1の習慣の説明の中で印象深い言葉がある。それはResponsibility…

7つの習慣〜第1の習慣・主体性を発揮する

前回のエントリーに続いて、今回も「7つの習慣」について書こうと思う。まずは第1の習慣の「主体性を発揮する(Be Proactive)」について思うところを書く。「問題は自分の外に考えるならば、その考えこそが問題である」この言葉から第1の習慣の説明は始まる。…

7つの習慣

私が今までにもっとも影響を受けた本は何かと聞かれれば『7つの習慣』と答えるだろう。私が社会人になりたての頃に読み、今もたびたび読み返す本である。7つの習慣の枠組みに、現在の自分を照らし合わせることで、自分の足りないところに気付くことができ…

原則をみつける

ものごとには原則があり、それになるべく従えば成功する可能性は高くなり、踏み外したときは痛い目に合う。その原則は、全人類共通のようなものではなく、個人ごとに異なり、人それぞれで見つけて確立し、磨いていくものだと思う。それでは、原則はどのよう…

フェーズ志向

ビープラウドの新年会のときのこと。うちのid:monjudoh とid:tokibito がこんな会話をしていたのを聞いていた。 id:tokibito「コードとかの本以外は、ほとんど今は読んでいませんねー」id:monjudoh「そうゆうジャンル以外にも、いろいろなジャンルの本を読ん…

エースの品格

先週の日曜日(1/11)に今年でチーム結成10年目(私は初年度から参加)になる草野球チームアスリーツの新年会に出席した。新年会では、今年の方針などを皆で話すのだが、私は「先発投手は、チームの中心という自覚を持ってしっかりと準備して万全の状態で…

今年もあと少し

今年のブログのエントリー数の目標を100に設定しましたが、これは意外と大変でした(まだ達成してないですが)。しかし目標値を設定しておいたおかげで、ブログを書こうという行動に無理矢理でもつながる結果になりました。もし目標を設定していなかった…

治療より予防

『治療より予防』という言葉があります。病気になってから、病院に行ったり、薬を飲んだりするよりは、健康なときから病気にならないように予防した方が、労力も少なく、結局は楽であるということをあらわしています。仕事でも同じだと思います。問題やトラ…