ビープラウドは朝は9時が始業である。9時が早いという声を聞くこともあるが私はこれを遅めるつもりはない。
理由としては朝は頭が働きやすい(夜にはまっていたことも朝にやると5分で解決したりする)、夜よりも朝の方がプラス思考になりやすいなどがあげられるが、それが一番の理由ではない。
最も大きな理由は、ビジネスのスタートを早めるためである。
私は、なにかのものごとが成功するかどうかは、能力のあるなしよりも、準備の良し悪し、そして初動の早さが半分以上決めると言っても過言ではないと思っている。
準備の大事さや、初動の早さの大事さは、仕事である程度成功体験がある人であったら認識しているだろう。
ビジネスは朝7時、遅くても株式市場がオープンする9時にはスタートしている。
それなのに、会社がそれよりも遅くスタートしているようでは、わざわざ会社を遅れてスタートさせて後手を踏むようなことになるし、スタートしているお客さんを待たせるようなことにもなるだろう。
エンジニアの仕事の目的は、プログラムを書くことでも、システムをつくることでもない。その目的はただ一つビジネスを成功させることである。これは営業職だろうが、マーケティングだろうが、エンジニアだろうが、事務職だろうが、変わらない。ビジネスを成功させるための仕事として、プログラムを書いたり、システムを構築したりという仕事があるのである。
エンジニアだからといって、朝のスタートを10時にしたり、10時30分にするのは、エンジニアをビジネス視点から遠ざけてさせてしまう甘やかしであると私は思う(繁忙期や夜遅くまで頑張ってくれたメンバは仕方ない。むしろプロジェクトの隙間で都合がつくようなら長目に寝てくれと思う)。
ビジネスを念頭においたら、スタートを遅らせるということはできないのである。
最後になるが、会社を9時に始める理由をもう1つ書いておきたい。
それは会社のメンバーに早く仕事をはじめることで、しっかりと早い時間に終わらせ、技術やビジネススキルについて学んだり、勉強会に参加したり、自分をしっかりと保守する時間、個人的な楽しみや家族との時間を多くとってもらえたらと考えているからである。
現状は、夏以降仕事が多く入ってきたことにより、朝早く、夜は遅くと頑張ってくれているメンバがほとんどである。
しかし、私は現状がそうだからといって、それに甘んじたくはないし、メンバにそれを続けて欲しくはない。
志を高く保ち、自分が描いている姿に組織を少しでも近づけ、そのような文化を創って行ければと思う。
今年の目標101エントリーまであと33