ビープラウド社長のブログ

株式会社ビープラウドの社長が、日々の思いなどを綴っていきます。

仕事論

怠惰な心

以前、エンジニアではない知人から『プログラムが書けるとなにがよいのか』と聞かれたときに『楽をできること』と答えたことを思い出しました。続けて私は『たとえば、大量のテスト用データを次の日までにつくらなければならないときに、プログラミングがで…

新しい仕事に直面した場合の考え方

自分があまり経験のしたことのない仕事が回ってきたときは、仕事の場面において大きなチャンスの到来である。チャンスであるということは、一気に力をそそぎ、大きな成果を狙っていくのが効果的である。スポーツでも、チャンスに勢いにのれず得点できないの…

いいだしっぺ

「いいだしっぺが損をする」組織は末期である。たとえば、会議などで、ある人が「○○○をしたほうがよい」と新しいことを提案したとする。そのときに、マネージャなど組織をまとめる者が、一番やってはいけないこと。「じゃぁ、○○さん(いいだしっぺなんだから)…

enthusiasm

私は、仕事を一緒にするならクールな人よりも、熱い人と仕事をしたいと思っています。自分の中に夢中になれる熱いものを持っている人。そして、それを熱く語れる人。女性にもてるのはクールな人かも知れませんが、仕事でもてるのは確実に「熱い人」です。そ…

アウトプットする

今日の朝は、陽が昇るだいぶ前の時間から、自分の頭の中のアイデアを、電子ファイルに落としてみました。A3用紙で4枚です。紙に書いていたアイデアを、電子ファイルで作成しなおしたのですが、よりすっきりした感覚を覚えました。頭の中がクリアになった感覚…

われら茨の道を行く

最近、仕事に出かける前にプロジェクトXのDVDを観ています。今日の朝に観たのは「われら茨の道を行く」です。国産初の乗用車「クラウン」の開発物語です。昭和25年頃、トヨタは倒産危機に陥っていました。そのとき、創業者の豊田氏の長年の夢である、国産…

人は人によって成長する

「成長」私の人生の中で、大きなポジションを占めてきた言葉です。 成長したいがために、新卒で入った会社を辞め、成長したいがためにフリーとなり、成長したいがために会社をつくったとも言えるかも知れません。「人は人によって成長する」多くの職場で、さ…

組織論

今日は3連休の初日ということもあり、いつもより時間をかけてブログを書きたいと思います。 私の仕事のコアとなっている、「組織論(チーム論)」についてです。まず3人で構成された開発チームを仮定し、1人がリーダー、あとの2人がメンバーだとします(開…

インターネットサービスにかかわる人として大事なこと

私が、インターネットサービスの開発などの仕事にかかわるときに、心がけていることがあります。それは「そのサービスのヘビーユーザになる」ということです。それまでに、自分がそのサービスを使う習慣がなかったとしても、まずは使ってみることです。使っ…

いま確実にできることをする

いろいろやりたいことがある時に、結果を考えるあまり、どれから手をつけようか迷ってしまい、行動がどっちつかずになってしまうことがあります。そのような時の選択指針として「確実にクリアできることからまず手をつけ、クリアしておく」ということが有効…

DRY原則

私がメールや議事録など、なにかの文章を書くときに気に留めている原則があります。それは「DRY原則」です。「DRY原則」とは「Don't Repeat Yourself」の頭文字をとったものです。「同じものを重複して書くな」という意味です。私が始めて、DRY原則を知った…

あの時の楽しさと

中学校時代、私は野球部に入っていた。そのときは、放課後の部活が楽しみで楽しみでしょうがなかった。授業が終わると同時に部室に行き、すぐ練習を始めた。(先輩が厳しかったので、自分の学年の代になってからの話ですが)夕方になり日が暮れても、疲れも…

ITを支えている人たち

世の中では、さまざまなITサービス、媒体が開発され運営されています。しかし、それを支えてる人たち(運営する人、開発する人、デザインする人など)は、相変わらずプレッシャーに苦しみ、ストレスを抱え仕事をしているというのが現状のようです。ITサービス…

相談をうまく使う

「報告・連絡・相談」が、仕事の段取りよく進めていく上で基本であるというのは、ほとんどの人が認識していることだと思います。今回は、この3つのうちの「相談」について、書きたいと思います。 まずは、仕事の段取り下手な人の典型的な行動パターンはどの…

問題解決の費用対効果

ITを使って仕事をする人は、初級の段階(仕事をはじめたばかりの頃)では、わからないことがある場合、Webやヘルプ、マニュアル、書籍などを調べて、自分で解決するように先輩などから教えられます。そして答えにたどりついたり、知識を身につける中で、自分…

新しい大陸

「新しい大陸をみつけるためには、陸地にいない大陸が見えない状況を耐える必要がある」 「2流の探検家は海しか見えないところには陸地はないと思い込む」ものごとが成功する前に訪れる窮地をうまく表現した言葉だと思います。ある長い期間を必要とする目標…

ゆっくりとわかりやすく話すのは

話を相手に理解してもらえるには「ゆっくりとわかりやすい口調で」と考えている人もいるかと思います。しかし、これはどのような場面でも当てはまるものではありません。時間が常に不足するビジネスの場においては「なるべく少ない時間で、多くの内容を、過…

ジョハリの窓

「ジョハリの窓」という考え方をご存知でしょうか。「自分」と「他人」という2つの軸をもとに、「自分も他人も知っている自己」「自分が知っていて他人が知らない自己」「他人が知っていて自分が知らない自己」「自分も他人も知らない自己」と分類するコミ…

相手の立場に立って考えることの効用

お客さんと話していて、なかなか話が腑に落ちないことがあります。お客さんの言っていることが、自分の側にとってメリットがなかったりすると、こちらの論理も分かってもらおうとして、すぐに説得に入ってしまいがちです。そんな時は「どうしてこの人はこの…

一期一会の仕事

売り手市場だから、いやだったらやめればいい 引き手はいくらでもあるでは、買い手市場だったらその人の行動は変わるのか。 引き手がないから、我慢して仕事をしようそうだとしたら、あまりに考え方に軸がないなと思います。そのように状況によって行動が変…

不動心

松井秀喜の「不動心」(新潮新書)という本を読みました。2002年のオフだったと思いますが、松井がFA権を取得し、大リーグに行くとの噂が流れていた頃です。「巨人軍を、そして巨人ファンを捨てて大リーグに行くのか」ファンやOBから激しい叱責が多…

お盆の仕事

お盆に仕事をするのもいいものだなと今日思いました。電車がいつもより空いている、客先が休みなどの事情によって落ち着いた気持ちで仕事ができます。1年を通してみた仕事の時期的にも、ちょっと一息入れる時期なのでしょう。お盆に限らず、年末の休み寸前…

習慣の恐ろしさ

「人間の行動の95%は無意識に行われている」という説があります。無意識で行われているため、人は自分の「悪い習慣」に気づきにくいという特徴があります。これは、とても恐ろしいことで、生活習慣病ではないですが、1度身に着けてしまった悪い習慣が、…

アウトプット志向

「文書のない設計は設計とは言わない」「ソフトウェア開発201の鉄則」の原理64に掲載されている原理です。「設計しました」と報告して、なにも文書を残さないエンジニアが多いことへの戒めとなる原理ですが、これは設計作業に限らず、自分が行う作業の…

捨てる

私は、なにかで成果を出したい、成長したいと考えた時に、ついあれもこれもと並行して手を出して、抱え込み背負い込んでしまいがちなところがあります。「人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。ぼくは逆に、積み減らすべきだと思う」岡本太郎積み減ら…

走りながら

「走りながら考える」という言葉がありますが、私はそれが昔から苦手です。・・・というかあまり好きではありません。感覚的には、まず考えてから、思いっきり走ったほうが、結局、到着は早いのではないかと思うのです。走り出してから考えると、全く違う方…

ビリーズブートキャンプ

少し前にブームになったビリーズブートキャンプは、体の筋力を鍛え、脂肪をとるためのものです。脂肪に関連してですが、以前NHKのある番組で大リーグ・シアトルマリナーズのイチロー選手が言っていました。「精神的な脂肪がつくと取れない」ちょっと強引…

重大事故を日頃から防ぐ

「ハインリッヒの法則」という良く知られた法則があります。 「1件の重大災害の裏には、29件のかすり傷程度の軽災害があり、さらにその裏にはケガまではないものの、300件のヒヤリとした体験が存在している」というものです。 1つの大きな重大事故で…

チャンスで結果を出すには

サッカーアジアカップ、日本代表は残念ながらサウジアラビアに2対3で敗退してしまいました。日本が1点リードされた後半、印象的なシーンがありました。センタリングが右サイドから上がる。ゴール前にいた中澤選手が機転を利かしたヒールキックでゴール前…

司令塔

明日、サッカーのアジアカップの準決勝、日本対サウジアラビアがありますが、前回大会2004年のMVPの中村俊輔選手、相変わらず良いパスを前線に出し続けています。中村俊輔といえば、日本代表の司令塔ですが、テレビ朝日系列の「ナンだ!?」の「司令塔…