気分転換もかねて、土曜日にSportiva12月号の「We LOVE ICHIRO2009」を読んだ。
WBC決勝戦での決勝タイムリー、日米通算3086安打達成、メジャー2000本安打達成、9年連続200本安打。そしてシーズン成績打率.352、225安打、本塁打11,打点46。今年もイチローは記録づくめであった。
この特集は、一流選手たちのイチローに対するコメントを集めることで、イチローの今の姿を示そうとするものである。
その中で最も印象に残ったのは、城島選手とイチローの調整方法の違いについてのコメントである。
城島選手は、グランドに出てバットを振って初めて「今日は体が重い。じゃあ走って汗を出そうか」とその日に調整するという。
イチロー選手の場合は「昨日も練習したんですか」と城島選手が聞くと「うん、練習はしなかったけど、バットは持って行ったよ」と答えるそうだ。
自分自身の体と常に向き合い、バットの感覚をとても大事にしていて、その感覚が常に同じになるように、飛行機の中にもバットを持ってるという。
そして、グランドには、誰よりも早く入り、入念に準備をする。
ここに一流と超一流の違いが現れている。
ほとんどの選手は、城島選手のような感覚で調整をしている(その場で調整する)のではないであろうか。
超一流は、本番で結果を出すために、24時間365日の行動があると考え、そのための準備をする。そして自分の感覚と向き合い調整する。
直接野球とは結びついていない行動でも、それは野球のためと言ったら言い過ぎだろうか。
イチローのように、1日1日に対し準備をして臨み、少しでも一流に近づけるよう、歩んでいきたい。
今年の目標101エントリーまであと31