ビープラウド社長のブログ

株式会社ビープラウドの社長が、日々の思いなどを綴っていきます。

習慣の恐ろしさ

「人間の行動の95%は無意識に行われている」という説があります。

無意識で行われているため、人は自分の「悪い習慣」に気づきにくいという特徴があります。これは、とても恐ろしいことで、生活習慣病ではないですが、1度身に着けてしまった悪い習慣が、組織や個人に知らないうちに悪い影響を及ぼし続けていく可能性があるといえるでしょう。

逆に言えば、良い習慣を身に着ければ、意識しなくとも自然に良い成果をもたらしてくれるともいえます。

今回は、このように日頃大きな影響を及ぼす「習慣」に関して、自分が知っている言葉を集めてみました。言葉は違いますが、みな同じことを言っていると思います。


「僕は偉大なプログラマじゃない。偉大な習慣を身につけたプログラマだ」eXtreme Programming提唱者 ケント・ベック

「人格は繰り返す行動の総計である。それ故に優秀さは単発的な行動にあらず、習慣である」アリストテレス

「心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる」アンリ・フレデリック・アミエル

「まず自分で習慣をつくる。次は習慣によって自分が作られる」

人が、どうして良い習慣を持とうとするかというと、より物事を良くしたい、成長したいという気持ちからではないでしょうか。そのような気持ちを持つためには、何が良いのか悪いのか、自分はどうなりたいのかなど、自分の価値観や思いをもつことが大事となります。

そして、価値観や、思いを持つには、日々勉強したり、自分を刺激するさまざまな経験・体験を求めて、自ら動いていくのが近道です。日頃の勉強や行動によって身に着けた自分の価値観と、自分が今いる現状を照らし合わせることによって、その後の行動が自ずと決まってきます。

その自分が決めた行動をしばらくの間、辛抱強く続けていくことによって、それが習慣となります。そのようになれば「人格が変わり、運命が変わる」段階の目前となり、目の前の情景が変わっていくのではないでしょうか。

この段階に辿り着くには、繰り返しになりますが、日々の勉強、積極的な行動がそのトリガーになるので、意識して日頃から行動していければと思います。