「いいだしっぺが損をする」組織は末期である。
たとえば、会議などで、ある人が「○○○をしたほうがよい」と新しいことを提案したとする。そのときに、マネージャなど組織をまとめる者が、一番やってはいけないこと。
「じゃぁ、○○さん(いいだしっぺなんだから)それやっといてね」と、提案者におしつけてしまうこと。
「言ったからにはやってね」という方向に向かってしまっては、提案したこと自体、損した気分になってしまう。
そのようなことをやっていると、建設的な意見や提案をする人は、次第にその組織からいなくなっていく。
損した気分に誰もなりたくないからである。
そのような場面で、組織として望ましいことは、そのような提案を歓迎し、組織として取り組むという方向に持っていくことだろう。
たとえば以下のようなことをしてみるといいだろう。
・他の参加者の意見を聞いてみるなどして話を膨らませる
・(よい案であれば)その提案者をリーダとして、他の人のサポートをつける
・別途、その提案について別途検討の場を設けることをその場で決定する
風通しが良い組織というのは、このようなところから、つくられていくのではないであろうか。
「言いだしっぺが得をする」
そのような組織にしていかなければならない。
今年の目標:100エントリーまであと63.残り293日、41週と6日。