企業はより多くの利益を上げることを追求し、人はより高い給料をもらえるように日々努力する。
前回のエントリーでは、信頼で人と人がつながり、社会が成り立っているということを書いた。
信頼をもとに仕事が生まれ、その対価としてのお金が入ってくるのならば、社会から信頼を多く得ている企業や人が多くのお金を得ることができると考えることができる。
いうならば、信頼というレールの上を渡ってお金がやってくるのである。自分の会社やチーム内、そして顧客からも厚い信頼を得ているAさんは、信頼のレールから渡ってくるお金をもらえることができる。
Aさんは、さまざまな人に信頼されているので、紹介などで社会との関係が次々と広がっていく。そして広がった社会でさらに信頼関係を築けば、さらに入ってくるお金も増えるという自然な流れに乗っていく。
逆に自分のチームメンバや、顧客からの信頼を得られない人はどうなるだろうか。
Bさんは社会からの信頼を裏切るような仕事をし、信頼のレールを自ら断ち切っているので、レールから渡ってくるお金も少なくなる。また社会との接触も狭くなっていき、ますます苦しくなっていく。
これは当然、会社にもあてはまる。信頼できないサービスや仕事をする会社は、社会から信頼のレールを切断され、生き残ることはできなくなるだろう。
上記のように考えると、企業や人が社会で成功するためには「社会からの信頼のレールを太くする」ことが重要であることがわかるだろう(ここでいう「社会」は、社外だけではなく、社内のメンバからの信頼も当然含まれる)。
では、どのようにしたら信頼のレールを太くすることができるのであろうか。
次回は、信頼を得るための条件について書きたいと思う。
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