今回は、自分中心でいくというテーマで書こうと思います。
■自分の行動は自分の真意に従っているか
自分の真意に従うということは、簡単なようで難しいことです。
気がつくと、人の期待などに合わせて行動してしまっていることがあります。また、自分の真意に気づかず行動している場合もあります。
自分はなにがやりたいのか
自分はどのようになりたいのか
自分はどのように感じているのか
常日頃から、自分の真意を確かめ、把握しておくとよいと思います。
それが自分の意志を持つということでしょう。
ふだんの生活のなにげないことなら、人に合わせるのも悪いことではないですが、自分の人生における大事なことを、他人の考えに委ねてしまうのはとても危険なことです。
大事なことを自分の真意に従って、タイミングよく決断するためには、自分の内面に目を向け、自問し、自分自身を確認しておく必要があります。
■自分のタイミングで進む
私の場合は、会社の経営や事業、自分自身に対する方針について、.自分のタイミングで決定し、行動できるよう日頃から気をつけています。
人生や仕事の行き先を決める大事なことこそ、自分中心で、自分の真意に従い、行動していく必要があります。
人からの要望などによって行動した場合、短期的にパワーは出ることがあるかも知れませんが、その行動が、自分が心からコミットメントしていない場合、行動は長続きしません。結果的に燃え尽きにつながる危険性まであるでしょう。
私は、そのために、あえて確実に進む。自分の歩調に合わせて、あえてマイペースということを心がけています。
マイペースといっても、事業はタイミングが大事です。そのタイミングを見極められるよう、日頃から鍛錬、勉強は欠かしていないつもりです。人のタイミングではなく、自分のタイミングということです。人の勘ではなく、自分の勘です。
■やりたいことを人に話してみる
私は人に、どんな仕事がしたいのか?という質問をすることがあります。
また、人がぽろっと言ったやりたいことについての話を憶えておくようにしています。
そのようなことを憶えておけば、そういえば、Aさんがこの仕事をやりたいと言っていたから、声をかけてみようかとか、Aさんが、力を発揮できる方向性に仕事を持っていってみようかとか考えることができます。
その結果Aさんは、やりたい仕事をすることができる可能性が高まります。そして実際に仕事ができれば、自分の思った方向に成長することができ、さらなる成長への土台となることでしょう。
・・・とはいっても、目先のやりたいことが特に思い浮かばないという場合もあると思います。
そのような場合は、自分はどのようになりたいのか、自分はどのようにしていきたいのか、漠然とでもいいから考え、人に伝えておくのが良いと思います。
自分はなにがやりたいか、どうなりたいかを考えて、人に伝えておくだけで、自分の見えないところで流れが生まれ、よい方向に向かっていきます。時には、人から人に伝わって、予想もしなかった方向から運が向かってきたりします。
私自身も、どんな仕事がしたいか、どのようになりたいかという意志を積極的に人に話すように心がけています。
○○をやりたいから、今これを勉強しているとか、○○を勉強したから、実際に○○の仕事をやってみたいと思っているとか、初対面の人にも熱く語ったりします。
今までの私の経験上、そのように人に話していると、忘れた頃に、いつのまにかその仕事が回ってきたり、チャンスがやってきました。そして、次のステップへと、自分を向けていくことができました。
■自分自身が最大のライバル
自分はなにがやりたいのか
自分はどのようになりたいのか
自分はどのように感じているのか
を日ごろから考えている人は、自分に目が向いた自分中心の人です。
(自分中心の人は自己中心<自己チュー>の人とは違います)
自分に目が向いた人は、自分の最大のライバルは自分自身であるということを知っています。
自分中心の人は日頃から、自分に大きな興味があるので、自分の内面を見つめ、自分の意志を持っています。
そのような人に、自分もなれればと思います。
■最後に
ビープラウドは、「Human Centric Company」という言葉を掲げています。
人が中心、人が大事ということです。そして、そこにいる人は、自分を大事にしている人が良いと思います。
ビープラウドが、自分中心で、意志を持った人たちの集まる場となり、その輪が広がり、大きな波となっていくよう、尽力していきたいと思います。