ビープラウド社長のブログ

株式会社ビープラウドの社長が、日々の思いなどを綴っていきます。

7つの習慣 第5の習慣〜理解してから理解される

顧客との打ち合わせで、相手の言っていることが、どうも筋に合わないと感じたり、しっくりと感じなかったり、腑に落ちないことはよくあることである。

そのような時「自分とは合わないかも」とか「仕事がしにくそう」とか「苦手そうだ」とすぐに考えてしまうのは、早計である。

私はそのように感じたとき、相手の社内での立場について考えてみることにしている。

例えば上司との関係であったり、プロジェクト内での立場や、今までのプロジェクトの経緯などである。

そのような視点で相手の言っていることを考えてみると、最初は理解できなかった相手の言っていることも、不思議と理解できることがある。

相手の立場を理解し、その立場からの発言であることが理解できると、それが相手にも伝わるのか、そこをきっかけにスムーズに議論が進んでいく。

7つの習慣の第5の習慣は「理解してから理解される」である。

第5の習慣では、相手の話を聞くレベルとして5つのレベルを提示している。

・無視する ←Baddest
・聞くふりをする ←Bad
・選択的に聞く ←Bad
・注意して聞く(集中して聞く)←Good
・感情移入をして聞く ←Best

話を聞く姿勢として最高のレベルは「感情移入をして聞く」である。

感情移入をすることにより、相手を真に理解することができ、そうなると相手も心を開き、こちらを理解してくれるということである。

これがまた難しい。忙しいとつい選択的(必要な部分だけ聞く)に聞いてしまうくせが私にもある。

選択的に聞いているとコミュニケーションに支障をきたし(こちらも理解されないので)、のちのち問題になる可能性が大きい。

問題が起きると、なおさら忙しくなるという悪い循環である。

また理解されていないことがわかると、理解してもらおうと躍起になって逆効果になってしまったり、理解されるのをあきらめてしまって、なおさら距離が遠くなったりする。

忘れてはならないのは、理解されるには、まず相手を理解することである。

第5の習慣を身につけるには、自分に心のゆとりが必要と思われる。

そのようなゆとりを持てる心構えを常日頃から持てるよう心がけていきたい。

今年の目標101エントリーまであと50