選挙前などに政治家が登場し、討論するテレビ番組を見たことある人も多いだろう。それを見ていると段々不快になってくるのだが、何が不快かというと、他の政治家が話しているところに割って入り、次々と言葉を被せてくるところである。
人の話を最後まで聞かず、自分の主張をふりかざし、全体の流れは支離滅裂。それをみて、スタジオに失笑が広がるのもよく見る光景。コミュニケーションレベルとしてはかなり低いだろう。
しかし、これは政治家に限らず、似た光景が普通の職場や会議でもよくみかけるのである。人に質問をしておきながら、途中で話をさえぎり自分の理解を話し始める人。相手が話し終わる前に反論をはじめる人。
理解が早く、頭の良い人ほど要注意である。このようなことを日常繰り返していると、相手は話をきちんと聞いてもらえていない感覚になり、心の奥底に反発心が生まれる。逆に最後まで聞いてもらえれば納得感が生まれ、信頼関係につながっていくだろう。
大事なことは、相手の話す内容如何に関わらず、話を最後まで聞くことである。私はそれがコミュニケーションの基本であると思う。
仕事で急いでいるときなど、私もせっかちに答えを求めてしまいがちになるが、人の話を最後まで聞くということをこれからも心がけていきたい。
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