昨日、サッカーワールドカップ予選の日本代表の試合があり、4対1で日本がタイに勝ちました。
そこで思い出したのが、1997年フランスワールドカップ予選初戦の日本対ウズベキスタン戦です。
この試合、日本は6対3で勝ち、三浦カズもハットトリックで上々の滑り出し。
代表を外れ、テレビ中継のゲストに呼ばれていたゴン中山が「カズさん切れまくってますね!」と叫んでいたのが印象的です。
しかし、その後カズは各国の徹底マークにより得点を上げられず、本戦出場に黄信号が灯った日本代表の非難の的となります。
そして日本が初のワールドカップ出場を決めたジョホールバルのイラン戦では、途中交代させられ、その後、カズはフランス本戦のメンバーからも外されてしまうのです。
私は、そのとき「このチームは土壇場でうまく行かないだろうな」と思いました。
日本サッカー代表チームを長い間引っ張り、精神的支柱である選手を簡単に外してしまう。
どのようなチームでも、大きな大会ともなればチームに動揺が走ったり、うまく行かないことがあります。そのようなときに、ベテランの経験がものをいい、チームを落ち着かせ、正気に戻すのです。
どのチームスポーツもそうだと思いますが、ベテランと若手がうまく融合したチームは強いものです。特にベテランが活躍するとチームは盛り上がります。そしてそれに引っ張られるように若手も活躍する。
そのカズを代表に選出しなかった当時の監督が、今度、日本代表監督に就任した岡田氏です。
当時から10年経っていますが、どのように岡田氏が変わり、日本代表チームがどのような活躍をするのか、注目したいと思います。
今年の目標:100エントリーまであと83。残り328日、46週と6日。