今年の10月に東京で開催されるPyCon JP 2015の基調講演(keynote)で登壇させて頂くことになりました。
PyConJPについては、公式サイトの説明を引用させていただきます。
PyCon(Python Conference)は世界中で開催されており、2012年は2,000名以上が参加する PyCon US をはじめ、世界30箇所以上で開催されています。 PyCon JP は2011年から毎年開催しており、PyCon JP 2014では545名の参加者を集め、アメリカ、ヨーロッパに次ぐ世界最大規模のカンファレンスとなっています。
基調講演のお話は、2週間前に頂きました。
そのとき、まず私によぎったのは「自分にできるだろうか」「自分以外にも適切な人がいるのではないだろうか」という不安でした。
しかし、しばらく考えているうちに浮かんできたのが、2014年末のビープラウド社内納会のシーンです。
以下は、その時に使ったスライドの抜粋です。
私は納会の場で、会社メンバーたちに、次のことを伝えました。
- 新しい役割や仕事を任されるときは、誰しも不安になる
- 不安になるのは人の性質として仕方のないことだが、新しい役割や仕事を任されるときはコンフォートゾーンから思い切って抜け出して取り組んでみてほしい
- 人が何かの役割・仕事を任せる時は、その人ならやれるという算段があるから任せるもので、意外とやれてしまうものである
- 思い切って取り組めば自身の能力も伸び、社会で活躍できる場面も増える。それは自分が社会で生きていく力を高めることでもある
「コンフォートゾーンを抜けよう」と自分でいった手前、この基調講演の話にのぞまない訳にはいきません。
(こういうのをブーメランというのでしょう)
「準備万端の人にチャンスが訪れることを幸運と呼ぶ」ということばもあります。
今回の基調講演のお話は、ビープラウドとそのメンバーの日々の取り組みにより、巡りめぐって訪れたチャンス(=幸運)かもしれません。
そう考え、私なりの最善を尽くそうとおもいます。