6月1日から、社内に「BPRD2.0」という制度を導入します。
BPRDとは、BePROUD Remore Day(読み:ビーピーアールディー) の略で、ビープラウドで仕事をするひとたち全員(社員、アルバイト、パートナーの人たち)がリモート環境で仕事ができるという制度です。
2014年4月1日に週1日ということで施行したのですが、2015年6月1日から週5日とすることを決めました。
週5日ということは、全ての日をリモート(自宅に限らずどこでも)で仕事が可能ということです。
いままでは、週1回どこで仕事をしても良かったのが(逆にいうと週4日は会社に出勤する)、全ての日に対して仕事をする場所を自分で選択できるということです。
この制度変更の目的。
それは、仕事をする人たちがより主体的になるということです。
この制度を運用するためには、セルフマネジメントとメンバー同士の協力が必要になります。
場所はどこにいようが、変わらず成果を出すというセルフマネジメント。
そしてチームとして成果を出していくための、メンバー同士の協力、コミュニケーション。
個人の自立(セルフマネジメント)と、チームメンバー同士の協力を自然にやれるようになることを、この制度変更(1.0→2.0)の目的とします。
そして、当初からのBPRDの目的を以下にあげておきます( http://shacho.beproud.jp/entry/2014/04/07/105655 より)
1. 通勤時間を削減し、より仕事に集中できる環境とする
週5回の通勤回数を減らし、首都圏の通勤ラッシュで体力が失われる回数を少なくすることで、体調を維持・回復しやすくなり、より仕事に集中し、価値を生み出すことができるようになる。
2. 会社メンバーの自由時間の増加
BPRDの日は、通勤時間がなくなることにより平日の自由な時間が増える。そのため家族サービスや自分の趣味など、プライベートの時間に多くの時間を使えるようになる。
3. 企業の危機管理レベルのアップ
日頃からリモート環境でのチーム仕事に慣れておくことで、台風など荒天によって交通機関が乱れた時や、インフルエンザの社内での流行時など、会社全体として正常な勤務が困難な時にも、通常に近いかたちで営業できるようになる。
いままで、週1日のBPRDを1年2か月やってきましたが、会社側からもなにかいうこともなく、メンバー間で自然に運用し、成果も出してくれました。
週5日リモート仕事OKというのは会社としてはやや大胆なトライかとおもいますが、きっとこのトライをビープラウドで仕事をしている人たちはあっさりと達成してくれると思います。
会社にどのような変化が現れるのか、楽しみにしています。
※BPRD2.0は私の独断ではなく、ビープラウドで2012年12月から継続的実施されている「BPカイゼン」というメンバー全員が参加できる会社改善プロジェクトによって決定されたものです。会社は「コミュニティとしての会社」という面もあり、顔を合わせてのコミュニケーション、信頼関係の構築という面も重要視した上での決定となっています。
ビープラウドで仕事をする人の基本的価値観
- 自由であるからこそ、自らをマネジメントし、生産性を高めるための習慣を身につけること
- よりよい仕事の仕方や働き方を、常識にとらわれず、日々工夫し実践していくこと
ビープラウド経営の基本的価値観
- 従業員を徹底的に信頼すること