8月にリリースした自社製品が「BPR」である。
iOS用ネイティブアプリ、Android用ネイティブアプリをそれぞれにつくると単純に2倍のコストがかかる。
そのため、iOSとAndroid共通で動作するHTML5でアプリをつくる時代はそこまで来ている。
しかし、HTML5をスマートフォンのブラウザ上で動作させると動作が遅くストレスの溜まるアプリとなってしまい、ネイティブで開発したアプリのサクサクした操作感に届かないのが現状である。
そこでHTML5を使ったコンテンツ開発では、ネイティブの機能をうまく組み合わせたアプリ開発が現実ラインとなってくる。
そのHTML5とネイティブアプリのつなぎ役を果たすのがBPRである。
BPRは具体的には以下のような機能を提供している。
・コンテンツの先読みキャッシュ機能による軽快なコンテンツ表示
・ネイティブの音楽再生機能、音声キャッシュ機能
・コンテンツ暗号化
また、従来フレームワーク製品を活用すると、制作フローもフレームワーク製品に従ったものに再構築されることが多く、それまでの制作会社が溜めて来たノウハウを活かしにくくなるのが常であった。
BPRでは、今までのコンテンツ制作フローとアプリ開発のフローをなるべく分離できるように設計されているため、それまでの制作ノウハウをそのまま活かしてコンテンツ制作を進めることが可能である。
来年以降、BPRの機能を拡充し、積極的に販売していく予定である。
今年の目標103エントリー まであと10