私が会社を始めてからいままで5年間心がけてきたことに「会社はプロジェクトではない」というものがある。
事業は短い期間で生まれては終わって行くが、会社はずっと続いて行く。
1つの事業がうまくいかなかったら、その時点で会社を精算して終わり。
そのようにドライに考える会社や経営者もいるだろう。
しかし、会社はただ単に仕事をする場というだけではなく、生活の基盤なのである。
経営者には、その基盤をなんとしてでも永続させようとする意志が必要である。
基盤を永続的に維持するために、日々、考え、悩み、もがく。
そのような中から、はじめて真の知恵が生まれて来るのである。
会社を永続しようとしない経営者に真の知恵は生まれない。
もがくのは、経営者自身のためではない。
そこに働くひとたちのためである。
曹操が赤壁の戦いで惨敗しながらも、なんとか生き延びたことで、後に魏の繁栄があったように、生き延びればそのあとがある。
経営者は、惨敗したのだから潔く死ぬという武士のような考えではなく、曹操のように生き延びなければならない。
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