「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること」
京セラの経営理念である。
「幸福」とはなんであろうか。
書籍「幸福の習慣」では、幸福の要素として以下の5つをあげている。
(1)「仕事」に情熱を持って取り組んでいる
(2)よい「人間関係」を築いている
(3)「経済的」に安定している
(4)心身共に健康で活き活きしている
(5)地域社会に貢献している
この5つが互いに関わり合っていてこそ、人生に満足し、幸福を実感できるという。
会社は、そこで働くひとが人生を価値あるものにしていくための基盤となるものである。
従って経営者は、人の幸せというものを熟知し、その幸福度が長い期間に渡って高まるような組織にしていくという心構えが必要である。
会社で仕事をする人を幸せにするためには、経営者自身が幸福を感じる必要があるだろう。
それは、自分自身が幸福でなければ、人を幸福にするための方法はわからないだろうからである。
自分自身の幸福がどこにあるのか。それをみつめながら、来年以降やっていければとおもう。
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