チームには、本番環境で発生している障害の解決という仕事がアサインされた。
B2Bシステムのクライアント側のシステムであった。
今でも忘れはしない「400 Bad Request」が発生し、リクエストが途中で切れてしまう現象。
ソースを読んだり、ミドルウェアのパラメータを変えたり、OSのパラメータを変えたり、ネットワーク条件を変えても再現しない。再現用のプログラムも何度動かしたことか。色々な仮説をメンバーと話し合った。
そうしているうちに、エンジンのつくりかえを提案したマネージャは現場を去った。
毎週月曜日午前中に開かれる全体進捗会議に、エンジニア経験が無い新任のマネージャと私は2人で参加した。
毎週、調査の結果を報告すると、こてんぱんに批判された。
ある日、システムで使っているパッケージ製品の研修から帰ると、チームは会議をしていた。
ビジネスの現場にチームから1人よこせという話になっているらしく、なぜだかホワイトボードには私の名前が書かれていた。
他にも社員がいて、私は唯一外注として参加しているのにも関わらず、その役割に任命された。
そして、実際に現場に行き、座席表を見せてもらうと私の席だけ3分の2になっている。
理由を聞いてみると、臨時で席が必要になった場合にその3分の1を使用するのだという。
「軽い苛めか?」とおもった。
現場での対応と、離れたビルにいるメンバーとの調整が私の役割である。
離れたビルにいるチームメンバーの当事者意識の欠如と、ビジネス現場におけるチームに対する信頼も低さがつらかった。
私にはストレスがたまると、左の目を手でこするクセがある。
この頃、左目の下がぼろぼろになった。
今も、右目よりも左目下部がシワが多いのはそのなごりである。
頭痛もひどくなり、1日3回バファリンを飲みながら仕事をするようになった(続く)
今年の目標103エントリー まであと30