「ノムダス〜勝者の資格」で知った言葉で、若い時代に自分を支えた言葉についてもうひとつ書いておく。
それは「悩め、そして大きく伸びよ」という言葉である。
20代の自分は、仕事でなかなか成果が出ず、周囲に認められることもなく30歳手前を迎えていた。
当然、仕事についてはずっと悩んでいた。
「これだけ努力しているのになぜできるようにならないのか、向いてないんじゃないだろうか。他に生きる道があるんじゃないだろうか」
「このまま並以下で終わってしまうんだろうか。自分は生きて行けるんだろうか」
そのように毎日悩んで仕事をしていたのである。
そのようなとき野村監督の「悩め、そして大きく伸びよ」という言葉が頼りになった。
「今は悩んでもいいから、そのあと大きく伸びよう(伸びるかもしれない)」とわずかながらも未来に希望を持つことができたのである。
書籍では「孟子」の言葉が紹介されている。
「終身の憂いあるも、一朝の患いなし」
(君子は自分を高めるため、まだ自分は足らない・・・と憂いながら障害を送るが、一時のつまらない心配事には心を悩まされない)
これからも色々悩むことはあるだろうが、悩みは人生につきものということを気に留めておければとおもう。
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