12月19日に放映されたプロフェッショナル仕事の流儀「独創力こそ、工場の誇り〜町工場経営者・竹内宏」の回をNHKオンデマンドでみた。
品川の金型工場の経営者である竹内氏。今まで、50以上の独自製品と110以上の特許を持ち、それによる収益が工場の4割以上を占めるという。
独自製品をつくるきっかけになったのは、90年代の不況。
仲間の町工場が次々と倒産して行く中で、竹内さんの工場も倒産危機に直面する。
その危機に竹内氏は、独自製品の開発に着手する。開発している間にも従業員はやめていったが、数年後とうとう独自製品を完成させ、その製品が売れ、経営の危機を脱したという。
ひとつ、独創的なものを生み出すと、新しいものを生み出すための思考回路、発想が生まれ、次の2歩目は生み出しやすくなる。
そこから50以上の独自製品を生み出して来たのだろう。
一つ目の製品を生み出すまでに、何度も失敗し、試行錯誤したことだろう。
「オリジナルこそが明日の可能性を生む」という竹内氏の言葉は重みがある。
プロフェッショナルとはという質問に対する竹内氏の回答。
「媚びない事、群れない事、属さない事、やめないこと、あきらめないこと」
この言葉を心にとめておければとおもう。
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