1月26日に開催された松下幸之助経営読書会の第1回。
私の尊敬する経営者は、松下幸之助と言わせてもらっている。
「松下は、何をつくっている会社か?」という質問に対し「人をつくっている会社である」というように答えたという話に感化されたのである。
ということで、読書会の開催を知り、迷わず参加させていただいた。
読書会の課題図書は「松下幸之助経営回想録」で、今回は第1話「転機に学んだこと〜創業の理念」が題材。
以下は、メモ。
・独立の動機は病気。
・命知元年(昭和7年5月5日)までは、生きて行ければ良いという感じでやっていた
しかし、ある宗教団体を見学し、使命を持って仕事をする事の大事さを知った。
→我々の仕事は、貧を克服する事である。→理念の確立
・松下幸之助は、名コピーライター
「明るいナショナル」
明かり=昭和の時代が求めているもの
・心の切替えスイッチを持つ
神経質で何かあると、人一倍気にかかり、夜、眠れないほど悩んでいた
→ある点に行くと、ぱっと切り替わる
・直感で考え、logicでサポートする。そこで決断する。
・大前提は、目の前の人は自分より優秀ということ
優秀な人の力を引き出すことに考えが及ぶ
・清濁合わせ飲む
・世間は正しい
・大胆にして小心
いざ決断をするとき、その心境は細心なんてレベルのものではない。小心そのものである。
松下幸之助は、石橋を叩いても渡らない気質。慎重の上にも慎重。おっかなびっくり。逃げ足早く、大儲けはいらない、勝ち逃げでいい。そのくらい小心であってこそ長続きする(配布資料より)
読書会は、映像資料もいくつか見せて頂き、視覚的なイメージで松下幸之助の雰囲気を感じる事ができ、その点でも新鮮であった。
経営の神様と言われている松下幸之助に少しでも近づき、さらに新しいものを生み出せるよう学んで行きたい。
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