参加してからだいぶ時間が経ってしまったが、2月22日に開催された松下幸之助経営読書会の第2回のまとめ。
第1回はこちら
第2回は「事業部制を開発した事〜松下経営の原点」がテーマ
メモしていた内容を以下にまとめる
・商売とはどうあるべきか
松下幸之助にも、競合他社による価格値下げ戦などでカッとなった時があった。
自分の怒りで商売をしてはいけない。自分の一挙手一投足が、社員の命運を握っている
・世間は「理外の理」のかたまりである
「理」とは論理・筋道のこと
言葉では言い表せない、論理的ではないけれども筋は通っている
知識=覚えている事 - 忘れた事
感性=覚えている事 + 忘れている事
覚えている事=顕在意識(論理)
忘れている事=潜在意識(直観)
論理が直観に追いつくまで待つ
論理と直観が50対50になった時にゴーサインを出す
直観が50よりも減ったらすぐに撤退する
・命知元年
1932年(昭和7年)5月5日。松下幸之助37歳
産業人としての使命「水道理論」を全店員の前で発表。
使命、信念に燃えて仕事をする。
→これ以降、毎年この日が、創業記念日となった。
・事業部制
1933年(昭和8年)事業部制導入
↓
2000年中村改革
・事業部制を廃止
・不況時にもリストラをしなかった松下幸之助の美談を超えリストラを敢行
事業部の枠を超えた「オールパナソニック」で市場に対応
※事業部制のメリット、デメリット、中村改革については、主催者の中島孝志さんのブログを参照のこと
今まで松下幸之助の本は読んでいたが、パナソニックにどのような人がいて、どのように会社が発展し、改革され現在に至っているかというのは知らなかった。「企業は人なり」というが、パナソニックにおいても、会社史上存在して来た人たちを知り注目することで興味深くなる。
これからも「人」に着目し、経営の勉強を続けて行きたい
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