GWで一息ついたので、今年参加した勉強会の復習。
1月24日に開催された原理原則研究会。テーマは「聞く技術」。
「聞き上手」などというが、仕事や、人とのコミュニケーションにおいて「聞くこと」は最重要スキルであるが、これがなかなか難しい。
何かの仕事を始めるにあたり、普通は自分が言いたいことをまず話し、伝えようとするだろう。しかし、お互いが言いたい事だけを言い合ってばかりいいたら、空中戦となり、求める結果は得られない。仕事のスタートは、仕事で関わる相手が何を言おうとしているのかを聞く事から始まるのではないだろうか。
勉強会に参加して、個人的に一番心に響いた内容は、マズローの欲求段階説についてである。
最も高次元の「自己実現」欲求のさらに上に「人の自己実現をサポートする欲求」があり、そのために聞く技術が必要ということである。組織のリーダーとして「聞く技術」を身につけ、メンバーの自己実現をサポートできるようになりたいと思う。
以下に個人的なメモ代わりに内容をまとめる。
■どうして聞く事が必要なのか?
→人は自分の都合の良いように考えたがる動物だから
■事実は一つ、解釈は多様
どのように受け取ってもらうか、解釈してもらうかが大事
→事実をどのように受け取るかで、内容がガラリと変わってしまう
■カウンセリング手法を活用する
答えを言うのではなく、本人にどのように言わせるか(カウンセリング定番話法)
■論理療法を活用する
逆境(状況・事実)
↓
信念、思い込み
↓
結果
↓
合理的な反撃、反論
(非合理的、非論理的指向を見つけ、有効な反論を加える→考え方を変えさせて人を自滅から救う。適切な感情と思考を取り戻させる)
↓
効果的な新しい考え方
■モチベーションがアップする指示のステップ
○一般的な指示
指示
↓
納得
↓
行動
○松下幸之助の指示
指示(相談)
↓
理解
↓
共感・共鳴(巻き込む力)
↓
感動
↓
発奮
↓
納得
↓
行動(やる気)
■人間の欲求について「マズローの欲求段階説」
(5)自己実現の欲求
(4)尊重・承認の欲求
(3)所属と愛の欲求
(2)安全の欲求
(1)生理的欲求
※人として一番次元が高く、尊い欲求は「自己実現をサポートする欲求」である。
人の成功をサポートするためには、聞く技術が必要
■結局「聞く技術」とはなにか?
潜在能力と新しい付加価値を引き出す作業である
今年の目標103エントリー まであと100