ビジネスアライアンスの目的とは、なんであろうか。それはいうまでもないかも知れない。
ビジネスパートナのそれぞれの事業がお互いに相乗効果をもたらし、1企業では到底成し得ることができなかったであろう結果を出すことである。
7つの習慣の第6の習慣は「相乗効果を発揮する」であるが、7つの習慣では、第6より前の習慣は、相乗効果の奇跡を作り出すための準備段階であると位置づけている。
第1〜3の習慣(主体性を持つ、目的を持って始める、重要事項を優先する)は私的成功、個人的な安定性のための習慣である。これはすなわち人間的土台でもある。
そして第4、5の習慣(Win-Winを考える、理解してから理解される)は公的成功をおさめるための習慣である。この2つの考え方・スタンス(習慣)を身につけて、相乗効果を生み出すための準備は整う。
この考え方は組織内だけではなくて、人格を持っている法人についてもあてはまるだろう。
企業としてビジネス課題に対し(もっと大きな視点で見ると社会の課題に対して)主体性を持って取り組み、目的をはっきりと認識し、重要な事項を優先するような行動をとれているか。
そしてビジネスパートナと長期的なWin-Winの関係を築き、ビジネスパートナのことを理解し、ビジネスパートナからも自分たちが理解されているか。
企業がこの段階に達してはじめて、ビジネスパートナと相乗効果を発揮し、さらに大きな成果を出すことができる準備が整ったことになる。
アライアンスなどを組んでビジネスをする場合も、この段階に達することができてこそ、大きな効果を発揮するのであろう。
つまりビジネスパートナを選ぶ時には、お互いに相乗効果を発揮できるかどうか(そのための準備ができている組織であるかどうか)という視点で見ると良いだろう(もちろんこれは、自分たちがその段階に達していることが前提である)。
ビープラウドは、まだビジネスアライアンスというものは本格的にはまだないが、近い将来そのようなことがあるだろう。その時に、ビープラウドがより良いビジネスパートナと提携し、1企業では成し得ない価値を世の中に対し発揮できるかどうか。そのための準備として、ビープラウド内部の安定性を増す取り組みをして行ければと思う。
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