ビープラウド社長のブログ

株式会社ビープラウドの社長が、日々の思いなどを綴っていきます。

組織の器

人に器というものがあるように、会社にも器があると思う。

「会社は社会の公器」というくらいだから、むしろ器であると言った方がよいだろう。

人に対して「器が小さい」というときは、良い意味ではないように、組織の器が小さいということは同様に良い意味ではない。

私が思うに、組織が自ら器を広げていくには限界があるのではないかとおもう。

組織に同じような人たちがいる間は、器の中で動いているだけで、器の広さというものには気づきにくいからである。

では「組織の器」は、どのように広げていけばよいのか。

私は、組織の今までの考え方や、方法からはみ出る考え方や行動をとる人が現れた時がチャンスではないかと思っている。

「ベクトルを合わせることが大事だ」

「志が同じ人と仕事をしたい」

「気のあう人と仕事をしたい」

ある程度成果をおさめ、自分に自信をもっている人は、そのように考えがちで、はみ出ようとする人を排除しようとしてしまうかもしれない。

しかし、私は以下のように考えたい。

「その人は、なぜそのように考えるのか」

「その人は、なぜそのように行動するのか」

「その考え方を今までのやりかたと融合できないか」

まずは、そのように考えてみる。そしてそれを受け入れられる組織のあり方はないかと模索してみる。

その結果、納得して融合できたときに、気づいたら組織の器は広がっているのではないだろうか。

なお、ここで言っている組織の器が広いということは、単に組織の人数が多いということは言っていない。

多様な考えを認め、新たな価値あるものを生み出して行くための空間的な広さをいっている。

人数が多くても、空間的に狭く詰め込まれている状態だったら、「器が広い」とは言わない。

「リーダの器以上に、組織は大きくはならない」とは良く言われることである。

私自身、人としての器を大きくしていけるよう、日々勉強し、成長していければとおもう。

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