新年あけましておめでとうございます。
昨年中は、大変お世話になりました。
新年を迎え、自分の初心についておもいかえしました。
昨年中は、大変お世話になりました。
新年を迎え、自分の初心についておもいかえしました。
2006年の4月。会社をつくる1か月前に「清水の舞台から飛び降りる」覚悟で、京都の清水寺を訪れました。
そのとき、さまざまな種類のお守りの中から選んだのが「開運出世御守」
実は「出世」という言葉は、自分の中から忘れ、追い出していた言葉でした。
それは若い時代に抱いていた「出世」という言葉に対する嫌悪感から。
出世とは、会社の中で地位をあげていくこと。そのために必要な上司からの評価、評価を得るための行動。
私が20代前半の頃(1990年代後半)は、日本は、今よりも出世至上主義な世の中だったとおもいます。
良い大学に入り、良い会社に入り出世する。出世しないことはみじめなこと。私はそのような雰囲気を感じていました。
しかし、そのようなもののために行動することは、私には向かなかったし、やりたくもなかった。
そして、いつしか出世という言葉は、自分とは無縁のものとして追い出してしまっていました。
しかし、会社設立時に、清水寺であらためて「出世」という言葉に触れ、「出世」とは「世の中に出て行く」というシンプルな意味に気づくことができました。
会社をつくるなら世の中で必要とされ、認められるような存在感のある会社にしたい。
そのような思いが涌き上がり「開運出世御守」を選びました。
このようなことを思い出したこともあり、今年のキーワードは「出世」にしたいとおもいます。
会社が「世の中に出て行く」
そのための行動をやっていきたいとおもいます。
良い会社、もの、価値をつくる。そして、それがよいものであれば、その価値を世の中に広めて行く。それが経営者として出世していくということです。
今年もどうぞよろしくお願いします。