ビープラウド社長のブログ

株式会社ビープラウドの社長が、日々の思いなどを綴っていきます。

直感を導き出す思考

20歳〜23歳くらいはよく中央競馬の馬券を買っていた。

ナリタブライアンや、サンデーサイレンス産駒が全盛の時代である。

スポーツ新聞を買うと、馬柱というレースの枠順と、過去のレース成績が一目で分かる表に赤ペンを持って目を通した。

最初は、予想の立て方などわからなかったが、予想をしてはレースを見るということを続けていた。

次第に、段々と馬柱の見方もわかってきて、自分なりの「勝ちパターン」がいくつか浮かび上がって来た。例えば以下のようなものである。

・前々レース前レースの上がり3ハロンが速い馬は、着順に関わらず、上位に来ることが多い。
 →3ハロンが速くて、人気がない馬だと倍率が高くてお得
・休み明けの有力馬が、インコース(1、2番)からスタートする場合、突然走る事がある
 →調子が上がっていないということで人気が下がっていることがあるのでお得
・前年2着の馬が同じレースに出走すると、2着になることが多い。
 →なぜか人気がないことが多い。

自分の勝ちパターンにはまるデータをみつけると、赤ペンを入れる。

最終的に赤ペンが入っている馬ほど、ポイントが高い。

この方法で買うようになってから、馬券がそれなりに当たるようになった。

しかし、競馬のレースを何度もみていると、段々と知識が深くなっていく。

そうすると、不思議と馬券が当たらくなるのである。

いろいろな情報の中で優先度の付け方がわからなくなってしまうのでかもしれない。

そこで、馬券を買う時は、全ての情報から論理的に判断するのではなく、自分の直感と判断基準とで買うことが大事だと気づいた。

それからは、自分の直感が外れる場合と、当たる場合の微妙な境界線をみるようになった。

そして、外れた場合は、なぜ外れたのかを考え、直感を導き出す思考にフィードバックした。

そうすると、また馬券が当たる回数が増えていった。

このように競馬は、直感を導き出す思考をみつめるのにちょうどよい。

働くようになってやめてしまったが、いずれ、また余裕ができたら、競馬はやってみたいとおもう。

今年の目標103エントリー まであと23