会社で仕事をし、お金をもらう。それを毎月続けて毎月給料をもらう。
これを当然の世界のように感じるかも知れない。
しかし、これは当然の世界ではないのである。
もし、仕事がなかったとしたら、仕事はできないし、その対価であるお金も入ってこない。
お金が入らなければ、次第に満足な活動ができなくなる。
企業は活動できなくなれば、その存在価値を失い、淘汰されていく。
それが現実であり、それが企業はその厳しい現実に常に直面している。
このような現実がある限り毎月仕事があり、給料が入るというのは当たり前ではなくなるのである。
このことを企業に所属する人も、認識しなければならないだろう。
そのような現実を認識した上で、今回は、仕事の成り立ちについて考えてみたい。
ある人が他の人に仕事を頼み、その対価としてお金の支払いを受ける。これが対価を伴う場合で、最もシンプルなかたちである。
次は、BさんからAさんへの仕事が増えてきたので、CさんがAさんの仕事を手伝うというように、複数人で仕事をするケースである。
次は、Bさんが、Dさんから依頼を受けて仕事をするようになるケースである。Aさん、Cさんがした仕事をもとに、Bさんが仕事で成果を出すことになる。
最後のケースは、Aさん、Cさんと一緒に仕事をするメンバーとして、Eさんが加わるケースである。ここまで来ると、Cさん、Aさん、Eさんは組織として行動したほうが効率が良くなることが考えられる。
ここまで書いてきたように、仕事そしてその対価となるお金の流れは、人を基点として発生し、人のつながりで広がっていくということがわかるだろう。
これを踏まえて、次のエントリーでは、組織(=会社)について説明する。
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