(その1から続き)
スタートを切った直後は、Aブロックのひとたちのハイペースに巻き込まれるも、すぐに自分のペースに落ち着いた。東京マラソンでは使いこなせなかったランナー用腕時計の使い方も覚えたし、ペースがすぐに把握できる。
しばらく走っていると、1時間20分のペースメーカーとなるランナーが頭に風船をつけて走り抜けて行く。どうやらこの速さにはついていけなさそうなので、そのまま見送った。
しばらくすると、今度は2人で並走する2人の50代くらいのおじさんたちに追いつかれた。そのうちのひとりが水溜まりを避けようとしたせいで、もう1人が危うく転びそうになった。
転びそうになったおじさんが激しい口調で文句を言う。2人は軽い言い争いになった。聞いてるとどうやら2人は知り合いではなさそうである。
私を追い抜くと、その速いおじさんたちは仲良く肩を並べて、視界の前方に消えていった。
仲が悪いなら離れて走れば良いのに。。。
「2人とも、終生のライバルをみつけて良かったね」と思いながら走ってる頃には、雨は一層激しさを増していた。(続く)
今年の目標30エントリー まであと12