NHKオンデマンドで、2007年に放映されたプロフェッショナル 仕事の流儀「どん底の会社よ、よみがえれ〜弁護士・村松謙一」の回をみた。
2007年当時で年間会社の倒産は13000社で多くは中小企業だという。
追いつめられ、生活の基盤を失い、命をかけて責任をとり自殺する経営者も多い。
村松氏の仕事は、そのように追い込まれた経営者とともに再生の芽をみつけ、会社をよみがえらせることである。
会社を救済することは、人生を救済することであるという信念を持ち、金で命まで失うなと繰り返す。
私は、この番組を追い込まれた経営者の立場でみた。
「貧すれば鈍する」というように、貧しくなり追い込まれてから考えようとしても、心が鈍感になって考えが浮かばなくなることが多い。
番組でも、追い込まれた原因は「経営陣の見通しの甘さ」と言っていたが、私も油断をしていたらすぐにこの立場に追い込まれるだろう。身につまされる気持ちであった。
これからの時代、世の中がどのように変化していくかは予測がつかない。そのような中でも、経営者としての責任を全うするためにも、2枚腰、3枚腰での見通しを立てておきたいと思う。
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