ビープラウド社長のブログ

株式会社ビープラウドの社長が、日々の思いなどを綴っていきます。

超効率的努力のススメ

実績や実力で優れるプロ野球選手は数多くいるが、他の選手からリスペクトされるような選手は数えるほどしかいない。そのような選手でまず思い浮かぶのが元巨人、メジャーリーグパイレーツの桑田真澄である。

桑田投手といえば、甲子園で6本の本塁打を打ったように打撃も素晴らしかった。高校時代から打撃も猛烈に練習したのかと思いきやそうではないらしい。その著書「心の野球〜超効率的努力のススメ」から引用する。

高校時代にはバッティング練習をあまりしたことがなかったけれど、それこそ効率的にバッティング練習をしてきたからにほかならない。それは、1日たった「50回の素振り」だった。ただこれは試合を想定して真剣にやった。だいたい人間は500回も1000回も全力では振れないもの。もしそんなに振るとすれば、手抜きせざるをえない。つまり脳や身体が手抜きを覚えてしまうのだ。

つまり、桑田投手は投手用練習のためにバッティング練習の時間はほとんど取れなかったが、短時間の素振りでバッティングも実力を伸ばし、成果を出したのである。

誤った努力というのは存在する。闇雲にやるよりも何が効果が出るのかを見極めそれに集中して時間を使った方が費用対効果が高いだろう。そして効果が高いと思ったことを徹底し、継続することではないだろうか。

最近特に感じるのは人生の時間は限られているということだ。その限られた貴重な時間の中で、自分が何に時間を投資するべきか、なにをしたら、さらに自分や会社を成長させることができるかそれを考えてみたいと思う。

心の野球―超効率的努力のススメ/桑田 真澄

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