2月13日(金)にBP Study#18が開催されました。
なんと!!過去最大の34名の方々に出席いただきました。誠にありがとうございます!後半は椅子が足りなくなり、途中で倉庫から持ち出してくる盛況ぶりでした。
一部は、MOONGIFTの中津川さんにMCをご担当いただきました。テーマは「リーンソフトウェア開発」。
二部は、アクセンステクノロジーの中居さん(id:Voluntas) にMCをご担当いただきました。テーマは2つ。Erlangで実装されたWebサーバをつくるためのフレームワークであるMochiWebによるComet実装(Comet on MochiWeb)と、Google App Engineでした。
まず一部は中津川さんによる「リーンソフトウェア開発」。(資料はこちら)
リーンソフトウェア開発とは、アジャイル開発手法の一つで、リーン生産方式という製造業で採用されている考え方をソフトウェア開発に適用したものです。リーンとは「痩せた」「贅肉のない」という意味が示すとおり、ソフトウェア開発でにおいて、無駄のない開発を目指すための開発方法論です。
中津川さんの実開発経験も交えて説明いただき、活発に発言が飛び出しました。開発プロセスに関する話は、人に関する話が必然的に多くなり、人により意見が分かれるところだと思いますが、そこが元々ITをネタとした座談会というテーマで開催されているBP Studyにマッチしていて良いテーマだなと思いました。
二部は、中居さんによる発表でした。(資料はこちら)
前半は、Comet on Mochiweb。Erlangで実装をしたことがある人は会場に数人でしたが、実際のデモ(リアルタイムチャットをサーバプッシュ型でブラウザに通知)も交えて、サーバ上でのプロセス生成の負荷の話などさまざまな話に展開していきました(キーワード:C10K問題<クライアント1万台問題>)
※Comet参考情報 「Cometに代表されるサーバ・プッシュ技術の復権」
後半は、Google App Engine。中居さんは、BP Study開催の前週にGoogle API Expert(Google App Engine)に認定されたそうで、クラウド技術ということもあり、まさにホットなネタ。中居さんが技術が好きだということが良くわかる発表で、聞いている人も引き込まれていくようでした。Google App Engineのロードマップの話や、Google Solutions marketplaceなど興味深い話も聞くことができました。
そして、詳細なまとめは、例のごとく、id:monjudohに頼るということで。
BP Study#18 リーンソフトウェア開発 - 文殊堂 (デブサミのため、途中から参加)
BP Study#18 Comet on MochiwebとGoogle App Engine