1月25日金曜日にBP Study第5回が開催され、総勢12名の方々が集っていただき議論を交わしました。今回は「JavaScript」を題材とし、2部構成で行われました。(http://www.beproud.jp/bpstudy.html#m5 )
まず前半は、株式会社ウェブクルー鈴木政臣氏により「GWT(Google Web Toolkit)」の説明(概要とメリットなど)とデモが行われました。
GWTはGoogleがリリースしているAjaxアプリケーション開発用ツールで、JavaによるSwingライクなコーディングにより、リッチなUIをもつAjaxアプリケーションが生成されるというものです。技術者の集まりらしく、GWTによって自動生成されるソースコードの中身に皆さんの興味が集中していました。自動生成されるメリット、直接JavaScriptを書くメリットなど参加者の方々で意見が交わされました。
後半は、弊社ビープラウドの佐藤真介が「JavaScriptの関数を理解する」というテーマで説明をしました。JavaScriptのオブジェクト、関数、関数と変数のスコープなどについて、JavaScriptで特徴的なところを中心に説明が進みました。一般の書籍などの説明は初心者にもわかるよう、基本的な部分から説明がはじまりますが、今回の勉強会では、JavaScriptの特徴的な部分に絞った説明になったので、その特徴がよくわかったのではないかと思います。
BP Studyは、技術者同士が、技術などについて色々語り合う一種の座談会のような場を提供することが目的です。皆さん積極的に発言され、今回も充実した場となりました。集まってくださった優秀な方々の発言を聞くことができ、もっと勉強せねばというモチベーションが高まるのを感じました。
次回以降もより充実した場になれば良いと思います。
出席していただいた皆様大変ありがとうございました!
次回以降もどうぞ宜しくお願いいたします!
余談ですが、今回の勉強会は、12人の出席者中、4人が「佐藤」姓でした。
まずは、スティルハウス(http://www.stillhouse.biz/ )の佐藤一憲さん。吉川和己というペンネームでJava Worldなどで記事を執筆されており、スティルハウスのサイトを拝見するとわかるように書籍、記事の執筆、多数です。私が駆け出しのエンジニアの頃、Java Worldの記事をとても参考にさせていただいたので、お会いできたのは感慨深いものがあります。
そして、2人目は佐藤匡剛さん。http://www.ouobpo.org/works.html をみてもわかるとおり、やはり執筆記事多数です。その中でも、2006年に出版された「ソースコードリーディングから学ぶJavaの設計と実装http://gihyo.jp/book/2006/4-7741-2950-X 」 は今までになかったオープンソースプロダクトの設計、実装についての解説本です。最後の章では、オブジェクト指向で書かれたオープンソースのプロダクトを読み解くためのノウハウがまとまっていますので、Java開発者にとってはとても参考になるのではないでしょうか。
そして、あとの2人は、ビープラウドの2人です。(私と、MCをつとめた佐藤真介)
これだけ佐藤が集まってくると、「IT系佐藤飲み」をやってみたいものです。そして、佐藤4,5人でお客様のところに打ち合わせに行くのも夢ではないかも知れません(笑)
今年の目標:100エントリーまであと89。残り339日、48週と3日。