私の書いた技術記事が翔泳社が運営しているCodezine(コードジン)というサイトに今日から掲載されています。
「Cyber Luxeonで学ぶXMLDB入門」
http://codezine.jp/a/article/aid/835.aspx
著者名をみると、WINGSプロジェクト 佐藤治夫(株式会社ビープラウド)とあります。
人からよく聞かれます。「WINGSプロジェクトってどういうプロジェクト?」
WINGSプロジェクトとは、フリーライターの山田祥寛さんが主催されている、技術ライターのコミュニティです。そして会社名でもあります。
IT技術者にとってXMLは、いまや必須の技術となっていますが、それを学ばせていただいたのが山田さんの書籍でした。
『今日からつかえるXMLサンプル集』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798000957/
サンプル集という名前から、読みやすい本かなというイメージで手にとってみたのですが、説明、リファレンスがしっかりしていて、最終的には、自分の辞書的位置づけの書籍になりました。
2001年当時、XMLってなにに使うの?と思っていた自分にとってサンプルから入る説明はイメージがわきやすかったし、サンプルから理論へ、ボトムアップで深くはまっていった感じです。車の助手席において、信号待ちの間に呼んだり、人を待っているときに読んだり、がむしゃらに読んだ思い出の書籍の1冊です。
そして、偶然2004年の夏にWINGSプロジェクトに友人に誘われ、@IT(http://www.atmarkit.co.jp/ )の記事で友人の記事を手伝わせてもらったのをきっかけに、WINGSプロジェクトに参画させていただいています。WINGSプロジェクトの忘年会も、はや3年連続出席です(笑)
『守』とは、指導者の教えを守る段階です。指導者の行動を見習って、指導者の考え方・価値観を体感し、自分のものにする段階です。
『破』とは、教えを守るだけでなく、自分の中に芽生えてきた考え方に基づいて、教えを破ってみる段階です。
『離(り)』とは、指導者のもとから離れて、自分で歩んでいく段階です。
私は、初級者からスケールの大きい上級者になっていくには『守』の段階がとても大事だと思っています。
最初の段階で、いかに素直な心を持てるか。指導者の考え方の良さを知ることができるか、体で覚えることができるか。
そこにその後の上達がかかっていると思います。
しっかりと教えを守った後、その中から自分独自の考えを見出し、特色、味を出していく。そのステップを踏むことがその後の成長につながります。
私の目標のひとつに「本を出版する」というものがあります。仕事とは、人生とはみたいなもう少し深い本です。
このために、いま執筆という分野で『守』の段階にいます。
必死に執筆した原稿を山田さんに提出すると、プロの視点からコメントを加えていただけます。
「あ、そこは自分も強引さを若干感じたけど、やはり突っ込まれたか(涙)とか
「読み手の興味を引くためには、そのような展開をしていくのか!!」
「そこは力尽きて書かなかったけど、やっぱり内容が不足してたか!!」
・・・など、いろいろな発見がそこにはあります。
(山田さんには、お手数をおかけしていますが・・)
そのような中から、考え方を学び、自分なりの価値観を持てるようになれればと思っています。今はその段階です。
自分の目標のひとつを実現するためにも、記事を書くというのは、自分にとって、とても大変なことですが、継続していきたいと思います。