先週の金曜日、BPStudy第7回 が開催されました。出席者は過去最多の16人!!感謝感謝です。
昨年の9月から開始して、早くも7回。参加者の方々からは、月2回やればという声も聞こえました。感謝感謝です。検討させていただきます。
佐藤匡剛 さんに「ドメインロジックの実装方法とドメイン駆動設計」という題材でMCを担当して頂きました。
全2時間のうち、前半はドメインロジックの実装パターンについて、エンタープライズアプリケーションパターンのTransaction ScriptパターンとDomain Modelパターンの対比説明が行われました。(Table Moduleパターンは、その中間ということで説明のみでした)
説明は、匡剛さんによって、本格的に実際に作成された設計モデル、実装をもとに説明が展開されました。
驚いたのが、普通のプレゼンならば、設計論であればクラス図か小さなソースを出す程度となるところが、匡剛さんは、クラス図以外に実際に完成したソースを実装されていて、それを元に説明がされたこと。理論と実践を兼ね備える匡剛さんならではです。
また、私も、ドメインモデル設計手法に関しては、自分ではできるという認識でいたのですが、まだ認識が浅いところがあることが認識できました。このように実践的かつ新しい理論に触れる機会ができて、本当にうれしかったです。
後半は、DDD(Domain Drivne Design)の理論について説明していただきました。
DDDの基本としては、ビジネスにおいて重要となる部分は、しっかりとしたドメイン設計をし、それ以外のところがあまり時間(お金)をかけずにやりましょうという思想です。DDDのひとつひとつのパターンについて、丁寧に説明して頂くのは、時間的に厳しかったのですが、それぞれのパターンについて、ひとことレベルで説明して頂き、それだけでも、DDDのエッセンスを感じ取ることができました。
このようなパターンを知っておくメリットは、思考の軸を持てるということだと思います。実践で解決するべき問題に直面したときに、パターンを思考の軸として考えることができます。パターンと適合しなかった場合でも、すでに自分の中に思考の軸が何本もあるので、バランスの良い新しいアイデアに速くたどり着くことができます。ドメイン設計の仕事で速くバランスの良い仕事をするためにも、今後もDDDを追いかけていければと思います。
懇親会は、恵比寿のZESTに移動しましたが、ここでもいろいろ議論がされました。いろいろ話して切磋琢磨し刺激を受ける。いいですねぇ。これこそBP Studyでやりたかったことです。
佐藤匡剛さん、本当に丁寧な資料、ソースを作成していただき大変ありがとうございました!
今年の目標:100エントリーまであと60.残り275日、39週と2日。