2017年10月20日にBPStudy#122〜いかにプログラミングを学ぶか?プログラミング教育を考えるが開催されました。
第1部は「子ども向けプログラミング教育」がテーマです。
CoderDojoの代表の方々4人にご登壇いただきました*1。
1番打者はCoderDojo Japan 代表の安川さんです。
資料は以下です。
日本での始まり
- 2012年に下北沢OSSカフェで始まる
コンセプト
- 子ども☓技術☓非営利
- 一緒に学ぶ、一緒に考える
- 「やってみた」を共有する
- 大人も楽しむ、子どもと競う
- 技術を楽しむコミュニティ
全国での広がり
- 2016年3月:25箇所→10月:60箇所→2017年3月に75箇所→10月に106箇所
- 世界では75か国、1400道場
日本法人設立
- 2016年に公式の日本法人を設立
- 世界と連携しながら進める
CoderDojo憲章を中心にしたコミュニティ
活動の決定権をそれぞれのDojoが持つことができる
企業からの支援
国内外の企業から支援されている
- さくらインターネットはサーバー(さくらのクラウド)を提供
- 海外企業からの支援例 Magikcraft for CoderDojo
どのように広がってきたか
- CoderDojo Tokyo
- 定期的な開催:下北沢だけで250回以上開催
- 道場に来た人が何か気づきを得て次の道場に繋がる
DojoCon
-
- 200〜300人規模のカンファレンス
- 運営者パネルディスカッション
- 全国に仲間・友達を見つける(作品発表・コンテストなども同時開催)
DojoCon JAPAN 2017 が11/4に開催される
なぜ続けるのか?
参加する理由
Google先生に学び、ドットインストールで学び、CoderDojoで学んでWebサービスをつくった小学生
手伝う理由
- 大学生:学ぶことに対するモチベーションが上がるから
始める理由
- 岡山南、中学一年生が近辺に道場が無いから設立しようと思って設立
まとめ(わたしの感想)
CoderDojoは海外で始まったそうですが、名前には日本語の「Dojo(道場)」が採用されました。
日本では2012年に下北沢で始まったCoderDojo。
5年間であっという間に100箇所で開催されるまでになり、さらに広がる勢いです。
頻繁に開催され、全国に広がっているのは、CoderDojoの取り組みが子どものパワーを引き出し、大人がそれに刺激を受けてのものかなと思いました。
活動の充実度、広がりは「コミュニティのお手本」といえるでしょう。
安川さん、ありがとうございました!
1番安川さんが塁に出て、2番打者はCoderDojo藤沢代表の向井アリーさんです。→ その2へ
*1:4人揃ったら「燃えよドラゴンズ」か「大友中カルテット」ですね。