ビープラウド社長のブログ

株式会社ビープラウドの社長が、日々の思いなどを綴っていきます。

Developers Summit(デブサミ) 2016 に「エンジニア・コミュニティで組織は動き出す」というテーマで登壇しました

2月18日に、 Developers Summit(デブサミ) 2016 に登壇させていただきました。

以下は、当日のスライドです。

オファー

2016年1月7日、会社近くで昼ごはんを食べていると、Facebookメッセージが届いた。

翔泳社の鍋島さんからである。

読むとDevelopers Summit 2016 (通称デブサミ)で講演してくださいとのこと。

講演日は約1か月後の2月18日である。

「デブサミ!?」

わたしは10年以上前から、いつかデブサミで話せるようになりたいなぁと思っていた。

デブサミはエンジニアの祭典ともいえるIT業界では有名なイベントである。

まったく予想していなかったオファーに、わたしの瞳孔は開いた。

回答は1月12日を目処にとのことだが、心は決まっていた。

成人の日の3連休にぼんやりと自分の気持ちを確かめ、連休明けに「担当させていただきます」と鍋島さんに回答した。

内容については「コミュニティと会社」という趣旨の依頼だったので、昨年のPyCon JP基調講演の内容を軸にすれば良いとは思ったが、いったんゼロからつくりあげていくことに決めた(結果的に同じ内容になってもよしとする)。

前日

会場(目黒雅叙園)で17時からリハーサル。

時間に余裕をもっていたはずが、あやまってAmazon Japanオフィスのエントランスまで直通エスカレーターで昇っていってしまったりしながら、会場にぎりぎり到着した。

タイムテーブル を確認すると、いつの間にか「満員」と表示されていたので、小さな会場なのだろうと思っていたら、100人以上は入れそうな会場。あらためて緊張の高まりを感じた。

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当日

デブサミ初日の2月18日。9時30分に会場の目黒雅叙園に到着。

わたしが講演をする予定のD会場に向かった。

先発投手は、以前BPStudyお話しいただいたこともある楽天の川口さん。

立ち上がり、朝一でまだ雰囲気が堅いなか、次々とネタを繰り出し、会場の笑いをとる川口さん。

同じ割合でスベりもするが、ネタを繰り出し続ける川口さん。

(自分にはこのスタイルはできないな。自分のスタイルってなんだっけ)

とあらためて考えるきっかけとなった。

自分の出番は17時25分。D会場の一番最後のセッションである。

午後は、スピーカーラウンジで最終調整に入った。

3年ほど前に、日本たばこの浅井浩一さんの講演を聴いたときのこと。

浅井さんが講演の当日朝に、家で講演の準備をしていると「同じようなことを話すのに、なぜ、そんなにぎりぎりまでうんうん考えているの?」と奥さんに聞かれたそうだ。

浅井さんは「せっかく人が聞きに来てくれるのだから、たとえ同じ話でも自分のベストを尽くしたい。だからぎりぎりまで考える」とおっしゃっていた。

そのエピソードを伺って以来、私も社内外かかわらず、人前で話す時には、浅井さんを見習い、ぎりぎりまで話す内容について考え抜くことにしている。

この日も、スライド、話す内容について直前まで考え抜いた。

本番

講演の30分前。

待機していたスピーカーラウンジで案内の方に呼ばれ、会場に移動し、1番前の席に座った。

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15分ほど待ち、定刻になった。

司会の女性に名前をアナウンスされ、会場に紹介された。

わたしはジャケットを脱ぎ捨て、D会場の抑え投手として登板した。

https://twitter.com/jugemsan/status/700235241277919232

ソーシャルメディアに人の写真を許可なくあげるのはうんぬんという暗黙ルールも世の中にはあるので、あえて写真のアップを会場にお願いした。

多くの方に、写真をアップしていただき感謝感謝です。

(着ているユニフォームは中日ドラゴンズ1974-1986 ホームグラウンドモデルです)

ビープラウド?何の会社?あなた誰?という方も多いだろうとおもったので、冒頭で「(ビープラウド自社サービスの) connpassを使った人がある方はいますか?」という質問をした。

会場の7〜8割の人が手を挙げてくれ、これにより、わたしの心は落ち着きを取り戻すことができた。

時間は数分余ったが、あっというまの45分。

もう少し話していたいと思うくらい気持ち良く話すことができた。

最後に

念願叶い、憧れのDevelopers Summit で話すことができました。

チャンスをいただいた翔泳社さま、運営委員の方々、そして鍋島さんにお礼を申し上げます。

また、会場では、スタッフの方のスピーカーへの丁寧な対応、そして気遣いがひしひしと感じられ、私の中で、場への特別感も高まり、ベストを尽くすことができました。

一生の思い出をありがとうございました。

また、2週間前に開催されたデブサミ2016 スピーカーズキックオフパーティーの開催も嬉しかったです。どのような方達が発表するのかを知ることができたのと、スピーカー同士で情報交換をすることができ、当日の雰囲気を把握し発表に役立てることができました。