社長や取締役などの経営者のことを世間では「偉い人」ということが多い。私はこれに違和感を感じる。
私の考えでは、会社の経営者は会社経営に責任を持つという社会的な「役割」を担っているだけであって、偉いわけではないからである。役割というだけであるならば、プログラムをつくるというのも役割だし、お客さんとの交渉を担当するというのも役割であって、それは偉いわけではない。
もし「偉い」という言葉を使うのであれば、人の行動や今までに成し遂げた事に対して「偉い」という言葉を使うべきであろう。「偉人」や「偉大」という意味でである。
経営者が社員から「お偉いさん」などと呼ばれるのは、社員からの距離がある証拠であり、会社として問題があるのだろう。これからも、自分が経営者という社会的な役割を担っていることを認識し、その役割を全うできるよう行動していきたい。
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