7月15日から私が執筆した「Djangoチュートリアル(前編)」が翔泳社のCodezineというサイトで掲載開始されています。
http://codezine.jp/article/detail/4065
記事にも書かれていますが、pythonでコードを書くと、人によってのばらつきが生まれにくく、できあがったアプリケーションは、読みやすくメンテナンス性が高くなるのが特徴です。また簡潔に記述できるので開発生産性も当然のように高くなります。(pythonのウェブフレームワークであるDjangoもさらにすばらしく、短く簡潔なコードでウェブアプリケーションが開発できます。)
この簡潔さが何を生み出すかというとリリースしてからのビジネススピードです。
システムのプログラムソースが読みやすく、メンテナンスしやすいということは、機能の追加や修正がやりやすく、迅速にサービスをリリースすることができるというメリットを生み出します。
一方メンテナンス性の悪いアプリケーションを持っている企業はサービスのリリーススピードが鈍くなりがちでそれが次第にビジネスに影響してきます。
Googleのようなサービスリリースのスピードがカギを握る企業でpythonが選択されたのも、pythonで開発されたシステムが、企業のビジネススピードに与えるメリットが高く評価されてのことだったのではないかと私は考えています。まさにpythonは「シンプル・イズ・ベスト」を実現した言語と言えるのではないでしょうか。
日本では初心者でも取っ付きやすい、取り組んでいる人が多いという理由で、PHPがエンタープライズウェブサービスの開発言語として採用されることが多いのですが、Googleのように攻めの姿勢を取り、市場で主導権を握りたい企業は、pythonを選択肢として選ぶのもありではないかと私は考えています。
はてなブックマークも現時点で75ついていて、このことからもpython、そしてDjangoへの注目の高まりを感じます。現在、後編を鋭意執筆中です(締め切り7月20日)。
今年の目標101エントリーまであと62