ビープラウド社長のブログ

株式会社ビープラウドの社長が、日々の思いなどを綴っていきます。

2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

重大事故を日頃から防ぐ

「ハインリッヒの法則」という良く知られた法則があります。 「1件の重大災害の裏には、29件のかすり傷程度の軽災害があり、さらにその裏にはケガまではないものの、300件のヒヤリとした体験が存在している」というものです。 1つの大きな重大事故で…

黄金時代を築く

プロ野球で優勝するチームのここ数年の傾向をみると、連続優勝すなわち連覇ということが少なくなってきています。1年優勝するのも大変だと思いますが、連覇、そして黄金時代を築くのはなかなかできるものではないでしょう。黄金時代を築いたチームとしては…

チャンスで結果を出すには

サッカーアジアカップ、日本代表は残念ながらサウジアラビアに2対3で敗退してしまいました。日本が1点リードされた後半、印象的なシーンがありました。センタリングが右サイドから上がる。ゴール前にいた中澤選手が機転を利かしたヒールキックでゴール前…

司令塔

明日、サッカーのアジアカップの準決勝、日本対サウジアラビアがありますが、前回大会2004年のMVPの中村俊輔選手、相変わらず良いパスを前線に出し続けています。中村俊輔といえば、日本代表の司令塔ですが、テレビ朝日系列の「ナンだ!?」の「司令塔…

資料を説明する時のちょっとした注意点

資料を作成して、他の人に説明するという場面は、仕事の場で日常あることです。私がその時に気をつけているのは「こそあど言葉を使用しない」ということです。「こそあど」とは「これ・それ・あれ・どれ」などの指示代名詞のことです。説明側は、内容を理解…

コーチング

何かの本かウェブで読んだのですが、本当の「コーチング」のコーチは答えを知らないそうです。答えを知っていて、その答えを教えるのは「ティーチング」だそうです。答えは知らないが、問題を抱えている本人が答えに辿り着くのを手伝うのがコーチング。この…

図式化の効果

「見える化」「モデリング」などシステム開発の現場でも図式化の重要性が認識されるようになってきました。しかし、まだまだエンジニアは図式化に対して苦手意識を持っている人も多いようです(そもそもドキュメント作成が苦手な人が割合的に多いので)。図式…

会社は誰のものか

「会社は株主のもの」 粉飾決算、インサイダー取引など一連の企業不祥事で、逮捕された某H氏、某M氏の主張はそんなようなものだったと思います。まず、お金を出している株主ありき。そのような考えに、多くの人はなにか違和感を感じたのではないでしょうか…

ソースレビュー

「実装フェーズにおいてシステムの品質を上げるために、簡単に実施できて、一番効果を発揮する方法はなにか?」と質問されたとしたら、迷わず「ソースレビュー」と答えます。 ソースレビューとは、プログラミングした人がプログラムコードを紙に印刷し、同じ…

XMLDBとJavaAPI、JAXB2.0を活用したWebアプリケーション開発(実装編)

本日からCodezineで、公開されています。http://codezine.jp/a/article/aid/1452.aspx 「XMLDBとJavaAPI、JAXB2.0を活用したWebアプリケーション開発(実装編)」〜Cyber Luxeonで学ぶXMLDB入門 第6回XMLDB(Cyber Luxeon)をバックエンドとしたWebアプリケ…

第1の創造と第2の創造

「第8の習慣(キングベアー出版)」に次のような言葉があります。「あらゆるものは2度作り出される。はじめは知的な創造。第2は物的な創造である。ビジョンが第1の創造だとすれば、第2の創造は実際に実行し、物事を成し遂げることである。」 システム開発…

今すぐ要求仕様書の誤りを直せ

「ソフトウェア開発201の鉄則」の、原理41に「今すぐ要求仕様書の誤りを直せ」とあります。要件仕様を検討する立場の人も、設計・実装以降を担当する人も、システム開発プロジェクトに関わる人は、この原理は心にとめておいて損はないと思います。この…

今後取り組むこと

ITは、ホストコンピュータ、オフコンなどと呼ばれるコンピュータが中心であった時代から、PCの普及、インターネット1990年代後半から2000年代前半のネットブームに端を発し、そしてi-modeのヒットによる携帯電話のインターネット端末化により、I…

リピーター

「今、目の前にある仕事は、過去の自分のリピーターからの仕事である。そして、将来の自分の仕事は、今の自分の仕事に対するリピーターからの仕事である。」・・・と、独立して(フリーになって、そして会社を設立して)、いろいろな方々から仕事のお話をいた…

仕事のシャッフリング

「○○の機能の開発は誰を担当にしようか」 「Aさんが前に担当して早いから、Aさんが担当で」現場でよく聞く会話ですが、実は危険な会話です。このように「早い」を基準とした、仕事の担当決めは「早さ」と引き換えに、さまざまなデメリットを負うことになり…