ビープラウドは2009年の夏に人材募集を開始し、そこから人数が約2倍となった。
人数が増えたときに大事になるのが、組織としてどのように仕事をしていくのか、どのような雰囲気で仕事をしていくのかというまとまりをつくることであるとおもう。
「ビープラウドのやり方はこうだ」と私が率先してつくっていくのか、新しい人たちも取り込んだ上で、そこから生まれてきたものをまとめていくのか。
私は後者を選んだ。それは文化というものは組織が押しつけるものではなく、組織にいる人たちから生まれるものだからである。
そのために、私は極力自分は意見せず、みんなの仕事と発言を観察しようと思ったのである。そして観察してわかったことを会社に反映していく。それが私の2010年の仕事であった。
その結果、組織のこれからの基盤となる文化が生まれたと思う。
・年齢、役割に関わらず、意見はフラットに言い合う雰囲気
・笑いのある活発なコミュニケーション
・チケット駆動開発
・技術を共有する姿勢
・その他いろいろ
一番大きいのは、1番目と2番目である。
実はこれができる組織はなかなか少ない。
これを見守り育てていくのが、私の経営者の役目のひとつであろう。
今年の目標102エントリー まであと8