発展する企業に対し、衰退していく企業はどのような企業か。それは「矢印が外向きに向かっている企業」である。
このような企業は、何をするにもお金がかかってしまう。
たとえば、人は辞めてもまた採用すれば良いと思っている。
お金をかけて採用するが、すぐに辞めてしまう。そして採用するためにまたお金をかける。
仕事に置いても、既存顧客の信頼を損ねるような行動をとる。
既存客との関係が切れても、新規顧客を獲得すればよいと考えているからである。
新規顧客を獲得するコストは、既存客にリピータになってもらうコストの何倍もかかるにも関わらずだ。
既存顧客はいなくなり、新規顧客獲得に走る。そのために、また獲得コストがかかる。
またこのような会社は、盲目的に広告費を多くかければ良いと思っている事も多い。
お金を多くもっているほど、資金に余裕があるからと、このような行動をとりやすいものである。
しかし、このような行動を繰り返していくと、どのような企業も次第に資金の底が見えはじめてくる。
そうなると人員整理などが始まり、なおさら人は離れていくことになる。
このような企業は、一時的にお金を持っていたとしても数年で終わっていく企業であるとおもう。
そうならないためには、以下のようなことを常に反芻して置く必要があるだろう。
・企業の活動のためには、ただお金をかければ良いと思ってないか(お金の使いどころを間違っていないか)
・既存客を大事にし、継続的な信頼をつかむように行動をしているか
・会社のメンバーとって、そして社会にとって、魅力のある企業であるかどうか
今年の目標102エントリー まであと12